V系以外のCD紹介 その2 | 安眠妨害水族館

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オバンギャと初心者に優しいヴィジュアル系雑食レビューブログ

気分転換第2段。

V系以外で聴いている音源を垂れ流すだけのコーナーですよ!

そうはいっても、V系聴きさんにおススメの音源は第1段で出しつくした感もあるので、ちょっと個人の趣味に走りがちになるかもなのでご了承ください。



ぶっ生き返す/マキシマム ザ ホルモン
¥2,564
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1発目はベタに、というのが定説でございます。

V系バンドのセッションでも演奏されることが多いマキシマム ザ ホルモン。

コアなファンにとっては、ゴリゴリのサウンドが薄れて、メロディアスになってきたので賛否両論のアルバムですけれど、僕にとっては、こっちの方向性のほうが好きだったりする。

デスヴォでゴリゴリ押すフレーズと、メロディアスパートのメリハリがはっきりしていて、この辺は最近のV系ミクスチャーに大きな影響を与えています。

ナオ姉のパートが増えて、歌メロ重視の曲が増えてきましたね。

「絶望ビリー」のPVがとても好き。ヴィジュアル系バンド等へのDISも含まれていますが、この再現度がなかなかのクオリティなので、悪い気分にはなりません(笑)



深まる日々に、微笑みを。/GENERAL HEAD MOUNTAIN
¥2,625
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GENERAL HEAD MOUNTAINのメジャーデビューアルバム。

ACIDMANをシンプルにしたようなバンド。

とにかく疾走感が半端なく、叙情的なメロディもあり、聴いていて気持ちが良い作品。

ややボーカルに癖があるのと、アレンジが一辺倒なのが好みを分けるところだとは思いますが、メジャーにステージを移したことで、全体的なクオリティは上がってきています。

ベースがルート弾きオンリーなイメージなので、少し工夫してほしいところかな。



Suite Season/the end of genesis T.M.R.evolution turbo type D
¥3,059
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俗に言う、TMR-e。

懐かしいですね。T,M.Revolutionが活動休止中に展開された、別プロジェクト。

もともとTMRの音楽性(というか、浅倉大介の音楽性)が好きだったこともあり、聴いていたのですが、キャッチーさ、ノリが重視のTMRに対し、TMR-eは、世界観が重視されています。

無茶苦茶な展開があったり、デジタルさを控えめにしてザクザクしたバンドサウンドを強めに出した曲があったり、ミディアムテンポの曲が多いながら、どの曲もインパクトがある。

アップテンポの曲がほぼ皆無なので、本家ファンからの受けは微妙なようですが、歌モノが好きなら、圧倒的な歌唱力は健在なので、聴いておいて損はないと思います。

ただ、収録曲の半分がインストなので、実質的にはミニアルバム。

シングル3曲を除けば、新曲は2曲だけというぼったくり価格なのが残念。

まぁ、中古なら安いので。



A MOON CHILD IN THE SKY/天野月子
¥3,150
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だいぶ昔にレビューしていたりするので、詳細は<こちら >からも。

現在は、裏方での活動が中心なのかな。

自身の名前を英訳したタイトルにも見られるように、渾身の作品だと思います。

アニソンをバンドサウンドでやっているような、キャッチーさとコアな世界観が混在しているカオスなアルバム。

ポップな曲はとことんポップに、狂気を含んだ曲は鬼気迫るように、シンガーとしての表現力がとても豊か。

シングル5枚同時発売なんてしてましたが、あれがアルバムに収録されずに終わってしまいそうなのが悔やまれます。



Big☆Bang!!!(DVD付)/中川翔子
¥3,800
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ラストはアイドル枠なのか(笑)

アニソンカバーも聴きごたえがありますが、オリジナル曲も、アイドル路線とアニソン路線が混在していて、なかなかのクオリティ。

そして、この手のアイドルではありえないほどの歌唱力。

普通に上手くて、聴きやすいアルバムです。



まだ、なんとかヴィジュアル系聴きに進められる範疇にとどまっているでしょうか。

次あたりは、もっと崩れてくる気がしますよ。

こういうのを書くと、タワレコに行きたくなりますね。

結構、試聴して最初の1、2曲の印象が良いと、衝動買いしてしまいます。

無駄遣いは控えないと・・・


<過去のV系以外のCD紹介>

その1