車で1時間半ほど移動し、宮城県南部に位置する大河原町にある「フレスコキクチ大河原店」へ。
こちらは宮城県店舗チームが集合してくれていた。

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福島チームに続き、こちらも優秀。
ナイスキャラもいて終始和やか。
あっという間にレコーディング終了!

5月に青森放送テレビで放送された「日、出づるところへ ~坂本サトルが歩いた被災地」の中でフレスコキクチ専務の菊地さんが語っていたお話しをあらためてここに。


2011年3月12日。震災翌日。
ほとんどの店がシャッターを降ろしている中、フレスコキクチ相馬店はこの日から営業を再開した。
相馬地域に残った人々の食を 命を支えるのは私達だ、という信念で、従業員の皆さんは自宅が津波に流された方までが出勤し、集められるだけの食材を集めた。
しかし1週間後、ついに売るべきものがなくなってしまった。やむを得ず店を閉める。

その日、菊地専務に相馬店の従業員から電話が入る。
「朝から電話が鳴り止まないんです!」と。
「やっぱりか。みんな『なぜ閉めたんだ!』と怒っているんだな」と答えた菊地さんに、電話の向こうの従業員は興奮気味にこう言った。

「いいえ!みんな『今まで店を開けてくれてありがとう』って言うお礼の電話なんです!」

苦情の電話などなく、ただただ感謝の電話が3~40本届いたのだという。
「その時覚悟を決めたんです。何が何でもまたこの店開けるぞって」と菊地さん。


フレスコキクチとの関わり合いはこれまでも何度かブログやFBで書いてきた。
例えばこんな風に。
お時間ありましたら改めて目を通していただければと。

●2011年4月9日まとめ
http://ameblo.jp/sakamotosatoru/entry-10857471788.html

●2011年10月7日「食=命」
http://ameblo.jp/sakamotosatoru/entry-11040402342.html

●2012年4月29日
http://ameblo.jp/sakamotosatoru/entry-11236569565.html

誰でもどこかで買ってきた食材を食べている。生きている。
届ける側の心意気が伝わってくる店で買いたい。

明日はフレスコキクチ蔵王店でライブやります。
詳しくは後ほど!