今、書店に並んでいる「週刊朝日‐1/21号‐」の中に、医療小説特集が組まれているのですが、
「医療を読むと現代が見える 疾患別医療小説ガイド35冊」(田中有)という記事の中、
『100万分の1の恋人』が取り上げられていました!
なんと、『100万分の1の恋人』の表紙写真付きです!
以前、「小説新潮」で、「戦後の医療小説30選」に選んでいただけたときも、大変うれしかったですが、今回は、「現代」というくくりで取り上げられていただき、これもまた大変ありがたいことと、嬉しい限りです。
実は、このニュースは、小説仲間から連絡をもらって知ったのですが、ほんの寸前まで、まさにその「週刊朝日」の表紙を見ながら、表紙写真の香里奈さんについて、「きれいだねえ」とか「インタビューでとっても感じ良かった」とか「演技上手いよねえ」とか、友人と雑談していたところでした。
表紙の香里奈さんについては、あれこれ言っていたのに、雑誌の中身については、まったく目を通していなかったので、連絡がなければ、自分の小説が取り上げられていることも、気づきませんでした。うーん、情けない。
ということで、連絡をもらってすぐに、自宅近隣の書店で、「週刊朝日」を、思わず二冊買ってしまいました。
レジで若い女性の店員さんに渡すとき、ちょっと恥ずかしかったです……。
よっほど、香里奈さんのファンに思われたかな?
↑この表紙の「週刊朝日」です!
今回の35選では、『博士の愛した数式』(小川洋子)『チーム・バチスタの栄光』(海堂尊)といった最近の話題作や、海外作品では、『アルジャーノンに花束を』(ダニエル・キイス)といった雲の上のような名作が挙げられていて、思わず、それぞれコメントされている行数を数えてしまいました。
『100恋』えらいっ。13行。
『アルジャーノン』さすがっ。16行。
っていうか、なにやってんだ、オレ。
新春早々、嬉しいニュースでした。新作もがんばります!
……取り上げられた企画といい、『100万分の1の恋人』といい、かなりシリアスなのに、なんだ、このブログの軽薄さは……