教員をやっていて、良かったなと思うことの一つに、卒業生の同窓会があります。
卒業生の同窓会に呼ばれて、立派に成長した教え子の話を聞くと、とても嬉しくなります。
「先生にこんなことを話された」とか、僕の覚えていない思い出話を聞いたりすると、自分がいつのまにか隣人の人生に言葉を投げかけていたのだなと、あらためて感じいります。畏れ多いことですね。責任重大です。
先日は、はじめて卒業させた生徒の学年同窓会。
本日は、その次に卒業させた生徒のクラス同窓会がありました。
同窓会に行くたびに、とても勇気づけられます。有難い限りです。
今日は、別れ際に、ある生徒から、「先生がよく『小説の語り手と作者とはイコールではない』と言っていたが、先生の小説を読んで、その意味が分かった」と言われました。
なるほど。
そういうこともあるんですね。
たくさんの嬉しい言葉を、若い諸君からもらいました。