『もう、さよならは言わない』の新潮ケータイ文庫掲載をきっかけに知り合ったMさんとは、もう一年以上もメールのやりとりが続いてます。
Mさん、最近、お身体の具合がよくないようで、書籍を手に持って読むのも無理であるとのことでした。
心が痛みます。
「小説新潮6月号」に掲載された短編「プレイポール」は、雑誌から切り離して読んでくださったとのことでした。ご子息がMさんのためにカットしたのでしょうか……。
そんな風にまでして、僕の作品を読んでくれるなんて、言葉になりません。
思いにこたえられるような作品を、これからも一つ一つ紡いでいこうと思います。
榊邦彦