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仕事は一生懸命ですが、いつもにこにこ明るい『さかきばら法律事務所』の弁護士5人組。
日々の出来事や思い、それぞれの“大好き”を楽しく語ります♪

 Gender and law、更新しました。

裁判例は4件、①抗告人が性同一性障害者の性別の取り扱いの特例に関する法律3条1項4号の規定に基づき、性別の取り扱いを女から男にすることを求めた事案について、本件規定は現時点では憲法13条、14条1項に違反するものとはいえないとして棄却した最高裁2019(平成31)年1月23日第二小法廷決定、②母に対し子を父と面会交流させなければならない旨を命じる原審判に母が即時抗告したところ、原審判と同様の頻度、時間、引渡方法、代替日の定めにより子と父の面会交流を行うのが相当であるとしつつ、その際には、母が立ち会うことができる旨を併せて定めるのが相当として原審判を変更した東京高決2018(平成30)年11月20日、③未成年の子(その親権者代理人)が申し立てた扶養料調停による債務名義と、親権者母が申し立てた養育費審判による債務名義があり、その双方につき、増額請求の申立てがあった場合に、子が20歳に達したのを契機に、扶養料調停の金額を増額変更して債務名義を一本化した大阪高決2018(平成30)年3月15日、④ハーグ条約実施法に基づく返還決定後の人身保護請求事件の差戻審で請求が認容された名古屋高判2018(平成30)年7月17日、です。

 ほかに、映画評3件、情報1件と盛り沢山です。今月もぜひお楽しみください!折井

http://genderlaw.jp/

 

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