わぁぁ!! 東京に帰って来た!! | 占星術小説家@酒井日香の占い死ね死ねブログ

うわぁぁぁぁ東京に帰ってきたぞー!!!

うれしいひゅー!!!

東京サイコー!!! (ノ◇≦。)(ノ◇≦。)

 

 

というわけで、田舎滞在中の11日間、天文学・暦学・数学の

本をひたすら読みましたが、まだこれ↓  ↓    ↓

 

数秘術大全 数秘術大全
3,456円
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を半分くらいまでしか読めてないのに、帰ってきたら反動でまた

航海術の本と天文学の本を買っちゃったアルよ。。。(ノ◇≦。)(ノ◇≦。)

 

 

 

この数秘術の本は、占いとしての数秘術を、ピュタゴラス学派の

成立から新ピュタゴラス主義、L・ヴァリエットや現代数秘術までを

一挙に語るという、意欲的な本。 

 

 

 

 

それで読むとやっぱり数秘術の歴史と占星術の歴史が

ことごとくリンクしていて、紀元前5世紀~紀元前2世紀くらいまで、

数秘術に影響を与えた人もたくさんだけど西洋占星術に影響を

与えたプラトン・ヒッパルコス・アリストテレス・プトレマイオスなどが

活躍した時期ともう超ピッタリ。

 

 

 

つまりそのぐらいが、ギリシャ文明の黄金期というか、

すべての占いのルーツは古代ギリシャの哲学者たちにどうしても

源流を見出さずにはいられないわけね。。。

 

 

 

 

その後、海王星発見後の18世紀にようやく、L・ダウ・ヴァリエット婦人なる

人物が数秘術の本をたくさん出版して、それが現代のなんだかよく

わかんない、きわめて還元主義的な数秘術の元ネタになっている、

という話なんだけど、占星術もそうなんだ。現代のような気色悪い、

なんでも出生図やアスペクトや星座で決まってしまう還元主義的な

妄信占星術になったのも、まさにL・ダウ・ヴァリエットが活躍した

頃と同じ。神智学協会が設立されたのがまさにこの頃。 ヴァリエットも

もしかしたら、神智学協会の神秘主義・還元主義的なトンでもオカルト

占いの薫陶を受けたのかも。

 

 

 

 

この頃から数学はますます素人の手に負えなくなり、天文学も然りだ。

 

 

 

そのうえニュース伝達の速度は速くなり、印刷技術や、印刷物を

広める手法も発達して誰でもが有名人になれるかも知れない、

という期待感があった時代。

 

 

 

 

占いは占いだから、数学や天文学の基礎理論はこの際もう

完全に分けてしまって、オカルティストはオカルティストとして

占星術から天文学の 「アク」 は取り除いて、計算不要の、

誰でも気軽に楽しめる部分だけを享受すればいいじゃないかと。

 

 

 

 

そうして占星術はダメ化し、現在もほとんどの星読み屋さんは

ダメな占星術のどこがダメなのか気づかないままやってる

人が多い。

 

 

 

 

この本の著者さんはれっきとした数学研究者で、けっこう本の

中では 「私はピュタゴラスにけちをつけるつもりはないが」

と断ったうえでバッサリピュタゴラスにも、ヴァリエットの仕事にも

辛辣なボディブローを食らわせているところが痛烈で面白かった☆彡

 

 

 

 

でも、もともとは数秘術も占星術も出どころは同じで、

古代人が 「アルス・マグナ」 を探究してきた足跡なんだよね。。。

 

 

 

 

そして世界を認識する一つの手段に過ぎなかった。これで

運命から性格から夫との相性からふさわしいペットの毛の色

や種類まで決めるような還元主義ではなく、自然哲学に近い

ものだったんだ。

 

 

 

 

そこにはいまだに、みずみずしい感動がある。占いの還元主義

とは違う、人間の切なる 「真理を知りたい」 という感動だ。

 

 

 

 

というわけで帰るなり本の衝動買いが止まりません(涙)。

いろいろ辛かったから自分へのご褒美。。。☆彡

 

 

 

 

さぁて、今月は数学塾に行って素因数分解の特訓するぞー☆彡

 

どくしゃになってね…

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