「いっとき」の奥深さ ~占星学と天体観測~ | 占星術小説家@酒井日香の占い死ね死ねブログ

やっと山口県から東京に

帰ってきました。。。(;´Д`)ノ

 

とちゅう、兵庫~大阪間が混んでたけど

なんとか到着。。。

山口県で初の占星学講座も

やらせていただきました☆

 

みなさんありがとうございます。。。☆

 

↑ 感謝の郷原さん。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、そんなわけで、今日のテーマは

「いっとき」の奥深さ ~占星学と天体観測~

というお話☆ ( ´艸`)

↑ 山口県を「星が見える県」として全国にPRしましょう~♡

(※注、写真はイメージです)

 

 

 

 

 

山口県某所にあるばーちゃんの家では、

周囲にネオンがほぼない山間の田舎なので、びっくりする

くらいよーーーーく星が見えます。( ´艸`)

 

 

 

 

しかも今年の夏は絶好の観測条件で、まず中国地方は

連日の快晴だったこと。

 

 

 

そして何より、新月期であり、月の光に恒星の輝きが

邪魔されなかったことです。

 

 

 

 

 

月の出ていないこんなタイミングにばーちゃん家に

いられるだなんて!!! こりゃあ天体観測しない

わけに行きません。

 

 

 

 

 

そういうわけで酒井さんは、3日前、いにしえの天文学者(占星術師)

の気持ちで、庭にイスを出して一人、4時間以上もずーーーっと

夜空を見上げておりました☆

 

 

 

 

 

それにしても占星学講座を今年の1月から始めて

おりますが、びっくりするのは占星学に興味あるのに、

実際の黄道12星座を見たことがない、という人が

多すぎるということです。。。(^_^;)

 

 

 

あんなに夜空が美しい山口県で講座をやっても、

みなさん実際の黄道12星座を見たことがないとおっしゃるので、

それはもったいないというか、ぜひ観測してみて欲しいんです。

あれを見るのと見ないのとでは、占星学の理解度は

まったく違います。

 

 

 

 

 

 

確かに都会では、すべての黄道12星座をはっきり見る

のは難しいかも知れませんが、それでも

 

 

 

 

「おうし座・ふたご座・しし座・

おとめ座・さそり座・いて座」

 

 

 

 

 

↑ なんかは都会でもちゃんと見つけられます。

比較的明るい星で輪郭が構成されているからです。

 

 

 

 

 

 

特に圧巻が真夏に南空にかかるさそり座といて座。

 

 

 

 

 

「わぁ! 言われてみれば

ホントにさそりの形だ!!」

 

 

 

 

 

とはしゃいでしまいそうな美しいS字カーブがあり、

その東隣には弓をつがえたいて座。さそり座を

射殺そうと天に流れる川の対岸から狙っています。( ´艸`)

そうです。いて座とさそり座の間に見事な天の川があるんです。

 

 

 

 

東京じゃあ見えませんけども。。。ヽ(;´ω`)ノ

 

 

 

 

 

山口のばーちゃん家だと、本当に天の川の

暗黒物質というか、銀河の中心方向の

ブラックホールの方角まで見えるんだけど。。。

 

 

 

 

 

 

そしてその天の川を頭上に

たどっていくと震えるほど美しい夏の大三角が!

 

 

 

 

いちばん高いところにこと座のベガ(織姫)、天の川を

挟んだ対岸にアルタイル(彦星)、この二つに対して

二等辺三角形を作るのがはくちょう座のデネブ。

 

 

 

 

夜の早い時間だと日没直後にはおとめ座の

一部が山際にありまして、3日前に天体観察

したときにはおとめ座のスピカのすぐ隣に

木星が輝いてました☆

 

 

 

 

 

西に沈むおとめ座のスピカの上をたどると

オレンジ色に光るうしかい座のアークトゥルス。

 

 

 

 

スピカとアークトゥルスは5~6月頃の20時くらいに

よく見え、ちょうど麦の収穫の時期のため麦星、

とも呼ばれます。

 

 

 

 

アークトゥルスから南にまっすぐ視線を落とすと

すっきりした四角形に見えるてんびん座。

 

 

 

 

そこからさそり座・いて座の辺りが天の川で、

いて座からさらに東にたどるとやぎ座・みずがめ座・

うお座・おひつじ座が星占いの順番通りに並んで

おり、しかも対角に来る星座同士は絶対に一緒の

空に見えないことも体感できるでしょう。

 

 

 

 

 

 

数日前も、山際におとめ座とてんびん座が沈んでから、

北東の方角におひつじ座が出現しましたし、さそり座が

沈んでからおうし座が昇ります。本当にホロスコープの

通りなのです!

 

 

 

 

 

しかも、酒井さんが星を見た8月18日

~8月19日は、さそり座のアンタレスのすぐ

東隣に土星が見えていました。

 

 

 

 

 

ところが、本当に木星はおとめ座のスピカの

すぐ隣にあり、土星はさそり座のアンタレスの

すぐ隣にあって、どう考えても黄道帯に沿った

場所に木星も土星も、その他の太陽系諸惑星

もいるのに、なんと西洋占星術のエフェメリスでは、

8月18日の木星はてんびん座18度!!

 

 

 

 

土星はいて座の21度!!

舐めてんのか占うらない!!!

 

 

 

 

 

誰がどう見たって木星はこのときおとめ座の

スピカのすぐ北側に輝いていたし、土星はさそり座

のアンタレスのすぐ左隣に見えていた。

 

 

 

 

 

まったく的外れな位置としてエフェメリスの星位

は描かれているのである。。。。

 

 

 

 

 

 

占星学を学ぶものは、これを体験として知っておく

べきだと酒井さんは強く強く思うし、こういう体験を

しっかりしておけば鏡リュウジさんや石井ゆかりさんに

振り回される必要など何もないことがわかるはずです。

 

 

 

 

 

体験としてスピカの横にちゃんと肉眼ではっきり

木星は見えているのに……。

 

 

 

 

 

どう考えたっておとめ座の木星としか言いようが

ないのに、なぜだか占星天文歴では

 

 

 

 

 

「てんびん座18度」

 

 

 

 

 

 

などという大違いが書かれてしまう・・・…。

 

 

 

 

 

 

そりゃあね。 占星術の星座は、今から2300年ほど昔、

アレキサンダー大王の東征の頃には正しかった黄道12宮

からはズレてしまっていますよ・・・・・・。

 

 

 

 

それを無理やり、現実の星座ではなく時計の文字盤の

仮想空間にしてしまったときから、占星学は一切の

意味を失いました。

 

 

 

 

 

ただの妄念の、気持ちの悪い単なる勝手なポエム

に成り下がってしまった。

 

 

 

 

 

実際の天空観測をしてみれば、ぜんぜん本来の

占星学はあんなくだらない妄想マンガのくそポエム

とはまったく違うとわかるはずです。

 

 

 

 

 

鏡リュウジさんも石井ゆかりさんも、

橘さくらさんしいたけも海辺舞も

言わせてもらえばみんな大ウソなんです。

 

 

 

 

 

それよりも自分が現実に宇宙と向き合い、

自分の体験として占星術の仕組みを知るべきです。

 

 

 

 

実際の体験がどれだけ妄想より説得力が

あるのかという話だし、石井ゆかりさんの

しょーもないただのゆかりんのお言葉聞いて

いるより何百倍も感動するし、そっちのほうが

ずっと生きた体験で、しょせんはすべて他人の

言葉に過ぎない。

 

 

 

 

 

これが占い学でもっとも大切な

「一般化から個別化へ」ということ。

 

 

 

 

 

雑誌連載やコンテンツ商売している占いライターどもは

おカネ儲けで占い原稿をしょうがなく描かされているだけで、

あんなもの読んで感動するとか意味を感じる

とかは占いが一番あなたに伝えたい感動とは

もっともかけ離れたものです。

 

 

 

 

石井ゆかりさんの星言葉は石井ゆかり

さんだけのものであり、

あなたの体験でもあなたの言葉でも

ありません。

 

 

一般化された、表面的な言葉だけをなぞるのが

マスコミ型占星術の限界なのです。あれは

完全な詐術といっていい。うそ偽りの世界です。

 

 

 

 

 

雑誌連載やウェブで垂れ流される12星座語りなどは、

ただの他人の言葉であり、あなたの体験ではありません。

 

 

 

 

本来はこの「体験」こそが占いの神髄であり、

そこに至れば鏡リュウジさんが押し付けてくる、

石井ゆかりさんが垂れ流している解釈の木星とか、

土星とか、12星座のイメージとはまったく違う、

あなただけの占星学の意味が生まれる。

 

 

 

 

「一般化された概念」だけなんです。マスコミが

垂れ流す星占いはね・・・・・・。

 

 

 

 

 

あなたがたがこれまでさんざ、呪い、傷つけられ、

乗り越えようとしてきた、大嫌いな親の言葉、会社の上司の

決めつけ、社会の偏見と同じことなんです。それが

マスコミとして書店で売られる占星学の教科書なんです。

 

 

 

 

親が嫌い、憎いといいながら結局はそれから

逃げるために叩いた占いの門であなたがたは、

また同じ差別と偏見にごまかされるのだ。

 

 

 

 

 

だけど、体験してみれば自分だけの占星学が生まれます。

 

 

 

 

 

土星は一般的には制限・抑圧・不運と言われているけれど、

あの美しさを見てごらんなさい。

 

 

 

 

あの姿を見てもなお、あなたはあの星を教科書通りに不運だ、

不幸だなんてせせこましい意味に思えますか?

と、そういうことなんです。

 

 

 

 

これが占いのもっとも大切な

 

 

 

「一般化から個別化へ」

 

 

 

 

というプロセスで、実はこの体験を積むからこそ

占い学体系は実践的な成功哲学たりえてきた

わけですよ。

 

 

 

 

 

 

「人の言葉を聞くな!!!」

 

 

 

 

 

が、本当に占い学が伝えたいことなのに、

石井ゆかりすごい、鏡リュウジおもしろいというのは

占い学の本当の素晴らしさから考えると真逆の

ベクトルです。

 

 

 

 

まぁ、ああいうライターさんはカスゴミからおカネ

もらって描いているので、どうしても「個別化」

方向に持っていくことはできません。カスゴミの

一番嫌いなことが「個別化」だからです。

 

 

 

 

「個別化」されてしまうと、占い本は売れなく

なってしまいますし、出版文化そのものが

否定されかねませんからね。。。

 

 

 

でも、占いは本来マスにして、一般化してしまうのは

ダメなのです。骨抜き体系にされてしまいます。

実体験が何一つ伴わないからです。

 

 

 

 

 

弘法大師空海も、釈迦もイエスも、みんな天空を

仰いで真理を知り、悟りを得てきたのです。

 

 

 

 

ケプラーなんか、天体観測しながら流れゆく

黄道12宮を観察していて、自分の死期を悟った

と言われています。

 

 

 

 

みんな紙のホロスコープ、架空の12星座を見て

悟ったのではありません。

実際の天空の星を見て真理を掴んできたのです。

 

 

 

 

そして現在の我々の文明があるのも、現実の

天体観測を積み重ねてきたおかげです。

 

 

 

 

 

占星学は生き物です。人類の認識の最前線次第で

いかようにもその意味づけ、仕組み、やり方は

変わっていきます。

 

 

 

 

 

黄道12星座自体も不滅ではありません。

すべては変わりゆくのです。

 

 

 

 

だからこそ、弘法大師空海は命がけで占星学文献を

大陸から日本に持ち帰ったのです。

 

 

 

天空を観察することこそ、これ以上ない瞑想で、

あれ以上のヒーリングシステムはありません。

 

 

 

 

 

それに天を観察すると、黄道12宮だけに限定

されないで、他の星々も黄道12星座と有機的に

かかわりあっていることがわかります。

 

 

 

 

 

東洋の占星学では北極星を中心に羅針盤が

組み立てられているので、北極星から見て、

四方にある玄武・白虎・青竜・朱雀が、どの星座

に対応しているのか探してみると、本当におもしろい

ですし、かに座の中にある散開星団を望遠鏡で見て

みれば、どうしてあれが「かに座」という名になり、

東洋28宿では「鬼宿」などと呼ばれるのが、その意味が

見ただけでもうわかりますよ! みたまんまですから。( ´艸`)

 

 

 

 

 

それを知らないでただ、本の上だけ、紙の上だけの

星座占いや東洋占いを見るからおかしくなるんです。

 

 

 

 

 

世間にうつ病や精神疾患が増えたのも、みんな

宇宙を間近で見なくなったことが原因じゃないかな

と思います。

 

 

 

 

マスコミから離れ、個別的体験に落とし込まない以上、

占いで人生が変わるということはありません。

 

 

 

 

易占もタロットも東洋占術も、ただ、えらい人が

書いた象意をそのまま鵜呑みにすればそれは

誤った、死んでいる占い体系です。

 

 

 

 

でも、教科書という「一般化」から離れ、自分独自の

カードの象意、意味づけ、易のシンボルの体感が

生まれてきたら、その占いはあなたの人生を大きく

変えうる力を有します。

 

 

 

 

 

占いに教科書などあってはいけないのです。

占いに権威など要りません。

権威はあなた自身なのです。( ´艸`)

 

 

 

 

それに、毎晩無料で見せてくれる、圧巻のあんな

面白いものを見ないなんて、実にもったいない!!

 

 

 

 

 

ましてや占星術ファンなのに(笑)。

 

 

 

 

 

というわけで、占星学を学ぶには、実際の天空の

諸相を体験しないことには始まりません。

 

 

 

 

 

あれをしっかり体験してから、紙の上でのホロスコープ

に目をやれば、ぜんぜん違った印象をみなさんは

持つはずです。

 

 

 

 

 

ぜひ一度、じっくり星空観察をする機会を

持ちましょう。長野県の標高の高い街など

は超おすすめだし、いっそ沖縄の離島に

天体観測旅行に行ってもいいかも知れません。( ´艸`)

 

 

 

 

うちのばーちゃん家がある山口県の山間や、

瀬戸内海側の萩とかも超おすすめ。

 

 

 

 

 

酒井さんのふるさとの伊豆下田も、そりゃあ星空の

美しい街でした。 あの星を毎晩見て育ったから、

占星学にかかわることになってしまったのだろうと

今では思うほどです。

 

 

 

さて、話をもとの天空観察に戻すと、山口県で4時間も空を

見続けているうちにとんでもない経験をしました。

 

 

 

 

 

あまりに美しい夏の大三角を無心で見続けていて、

ハッと気がつくともうきっかり1時間経過しています。

 

 

 

 

 

星を見上げ始めた午後20時頃、夏の大三角は、

ばーちゃん家の屋根瓦のすぐ上にかかっていました。

 

 

 

 

 

 

屋根の装飾瓦のすぐ上にちょうどアルタイルが

乗っかっていました。

 

 

 

 

 

ところが、無心に星を眺めつづけてふと気が

つくと時計が21時を回っています。

 

 

 

 

 

20時から観測を始めて、1時間経過した

ことになるわけですが、ふと、アルタイルを

見るとびっくりするほど高くなっている!!

 

 

 

 

無心で星を眺めつづけているうちは、星の

動きにまったく気づかないのです。

 

 

 

 

 

動いていないようにさえ見える。

 

 

 

 

 

ところが、1時間経過して、屋根の装飾瓦の

真上にあったはずのアルタイルを探してみると、

ぎょっとするほど天高く上がっているではありませんか!!

 

 

 

 

 

さっそく娘にコンパスと定規を借りて、屋根の

装飾瓦を支点にして、1時間後のアルタイルの

位置の角度差を調べてみると―ー。

 

 

 

 

 

うわぁ!!! 本当に

ほぼ15度!!!

 

 

 

 

しかも、体感としての15度は、びっくりする

くらいの大きさ、移動速度なのです!!!

 

 

 

 

 

紙の上でのせせこましいホロスコープで15度、

というと、みんな鼻で笑って

 

 

 

 

 

「これじゃあコンジャンクションに取れないわね」

 

 

 

 

とかいうけど、それは「一般化」だからそう

言えるだけで、「個別化」された酒井さんの

実体験では、15度というのは、びっくりする

くらいの速度・大きさだったのです!!!

 

 

 

 

これがあのホロスコープの、全天のごくごく

一部分、たったの一時間相当なのです。

 

 

 

 

 

そう考えると、あの紙の上のホロスコープと

実体験としての天空観察はもはや別物というか、

あまりにも違いすぎるというか、とうてい同じ

モノには見えません。。。

 

 

 

 

 

だからこそ、紙の上でのホロスコープはフラクタル

数学でできたものであり、数学的に次元の違う

圧縮図というか、次元を隔てた魔術的図形なのですね。。。

 

 

 

 

 

この感覚も非常に大事です。

 

 

 

 

 

この圧巻の、壮大な、5次元、6次元という

高次元界の天空を、数学という不思議な魔法で

2次元に時空間変換された摩訶不思議な図面が

あの紙の上のホロスコープなのです。

 

 

 

 

 

ここからが、魔術としてのホロスコープの神髄

というか、鏡リュウジや石井ゆかりが書く星座占い

みたいな、あんなくだらない、幼稚なものではなくて、

時空間魔術というか、すごい魔力なんですよね。。。

 

 

 

 

 

だから、占星学を学びたい人は、一にも二にも

実際の天空観察をするにつきます。

 

 

 

 

 

それだけでもう占星学は本来要りません。

 

 

 

 

 

けれども、それを体験したあと紙の上の

ホロスコープを見ると、ゾッとするほど強い

魔力を持った強烈魔法陣なのがわかると思います。

 

 

 

 

そんなお話で、こういうことももっと占星学講座で

おはなしして行きたいですし、いつか機会があったら

みんなで高地で天体観察をする機会なども

持ちたいですね☆

 

 

 

 

そんなお話で、気持ちが引き締まった

夏休みでございました☆

 

どくしゃになってね…

ペタしてね