今日のお話は
「占星術を楽しむ際に一番注意が必要
なのは未来予知である」
というお話。。。☆ ( ´艸`)
↑ 未来、知りたいですよね?!
そんなわけで、こないだの母の日にはくっそ
夫婦喧嘩をしてマジむかついたので、旦那の部屋の
くそフィギュアをぼっこぼこにして、首と手足ちょんぎって
ギッタギタにして蔵庫の中のものひっかきまわして
踏んづけてぬいぐるみ捨てて大暴れしてやりました☆
もうほんとイヤ。。。男きらい。だって本当に人の
キモチがわかんないんだもん!!!
私を激怒させた罪滅ぼしに明日、美味しいものを
おごってくれるとのことですが、このご機嫌が治る
かどうかまだ未定。。。プンプン!!!
いっそ母の日など無くなって
しまえばいいんだよー!!!
・・・・ということで本題から外れましたが、酒井さんがずっと
占いの世界にいて思ったことは
「出生図分析とかしているぶんにはまだ罪のない
占星術だったのに、未来予知をやるようになると
とたんに人をダメにしてしまう」
ということでした☆
特に人をダメにさせるのが
「トランジット(経過)」
と呼ばれる技法です。。。。
例として架空の人物「A」さんのホロスコープを
示します。どうして架空の人物のホロスコープを
使うかと言うと、実際の酒井さんの占断例を挙げて
しまうと、クライアントさんに何らかのマジックが
発動してしまうからです☆
ホロスコープの向こうには
必ず生きた人間がいるのだ、
ということをみなさんもくれぐれも忘れないでください。
ここに上げた例は架空の人なのでそこはよろしく。。。☆
↓ ↓ ↓
んで、こーゆうのがいわゆる「出生のときのホロスコープ」
なんですが、これに現在黄道帯を運動中の天体(トランジットという)
の、動きを重ねたものが下図になります☆
↓ ↓ ↓
↑ こちらは日月と内惑星にプラス火星のみ。
↓ こちらは外惑星とノード。
んで、これを見るとざっくりしたお悩みがわかるのか??
といわれればぶっちゃけ
「わかるっちゃあわかります」。
酒井さんがこのホロスコープを見て、今、この人が
どういう状態なのか予想してみろと言われたら
① 求職中。
② 最近誰かと別れた(訃報含む)
③ 引っ越し問題が差し迫っている
④ それらに伴う心身の不調
↑ を予想しますね。。。( ´艸`) んで、実際その予想は
当たるのか? と言われると
「ええ。100%ではないがそこそこ当たります」
ということは言えます。だからこそ占星術を盲信しちゃう
人が続出するのだし、占星術には何かあるんじゃないか
と思って多くの人が夢中になっちゃうんです。。。
酒井さんも事前にその方のトランジットを見ていて
「あ、最近この方は誰かを亡くしたな」
「転職したのかな」
「手術したのね」
↑ みたいなことがわかるときあります☆ それで実際、
その通りなので驚かれる、みたいな経験が多々ありまして、
だからこそ私を盲信しちゃうお客がいて、たった一人から
月に数百万円売り上げそうになったときにはさすがにもう
お断りしましたけども。。。;ヽ(;´ω`)ノ
ただね、占星学の未来予知にはある特定の、
なぜだか未来予知が当たりまくるタイプの人と、
そうでもなくてぜんぜん的外れである、という
タイプの人がいる、ということなんです。。。
未来予知が当たりやすい人と、まったく当たらない
人の違いは何かと言うと、酒井さんはそれは
宗教哲学を知ったことでその差が何かはっきり
わかりました。
実のところ、トランジットによる未来予知が当たりやすい
人と言うのは、身もふたもない話
「メンタルが大変弱い」
という共通点があるのです。。。。(;^_^A
中には「イヤ、俺は弱くない!」という人もいる
かもしれませんが、強いと思っていても人間を
弱くするのは「欲」です。
「欲」が強い状態――。それを占い学では
「メンタルが弱い」
と言うのだね。。。
特に結婚が気がかりで焦りすぎな人とか、早く社畜から
自由になってフリーでヒャッハ-したい、とか、あるいは
運さえよければ、と考えるタイプの人ね。。。
そういう人は面白いくらい
トランジットが当たるのです。。。。(^_^;)
占星術ブログを運営している書き手さんたちを
全員よーーーーく見てごらんなさい。。。(汗)
ほとんど30代が
中心でしょ??? (^_^;)
つまりまだ自分には「何かできる」「もう一花
咲かせられる」「もっと輝ける」と信じていて、
けれど現実には大したことないただのお母さん
だったりして、一番悩ましい世代がほぼ、占星術
ブログをやっている中心層ってことだ。 (^_^;)
自分が「まだ何かある」「まだチャンスがある」「運さえ
良ければ上へ誰かが引き上げてくれる」と思っているから、
占星術にハマってしまって、あーでもない、
こーでもないと星の位置を振りかざすようになる。。。
ところが経営がうまく行っている人って
そもそも占いには近寄らないんだよね。。。
だって経営っていうのは
「365日毎日が生き地獄の苦しさ」
の、そのただなかを生きているのだし、その
覚悟があるからこそ運がその人の味方を
しているわけだ。
自営業の人、自由業の人を見てごらんなさい。
毎日毎日、サラリーマンの10倍も二十倍も働いて、
全身すり減らして数字に追われて気が休まる暇
などない。本人がそれをよーーーく知ってる。
そうなると、こういうタイプの人はトランジットが見事に
当たらないんだ。だって地獄が標準スペックだからね。
そんなところに木星(吉星)が来ますよ、などと教えて
気が抜けてしまうと、木星が来たことで一気に悪い
方向へ傾いてしまうケースもある。
自由業・自営業になりたい人とか、自分はまだまだ
輝けるんじゃないかと言う、キャリア志向の意識高い
系の人が占星術を支持しているコア層だが、その人たち
の前提条件における脆弱性が、そのまま占星術に
反映されているだけなんだ。(^_^;)
だからもう輝きたいとか、何かになりたいとか、あこがれる
キモチを卒業してしまって、
「もうどこへ行こうと地獄(凶星)しかないのだ」
「腹を括って地獄(凶星)の中で生き抜く覚悟を決めるしかないのだ」
↑ となると、実はこういう人ってむしろ大凶星の土星とか
冥王星とか海王星が来ているときに大きく飛躍したり、結婚したり、
発展したりするんだよなぁ。。。
だから占い師は、お客を一律で同じように扱うのではなく、
目の前のお客さんが突き抜けた覚悟を備えた、真実に
自分の道を生きている人なのか、まだその境地に到達
できていないのか、両方を見極める必要がある。
占いはその人の覚悟には絶対に
勝てないのだ☆
だから占星術師のいいなりに、木星が来るから婚活
パーティーに行きます、とか、木星と金星が重なるから
その日だけ努力します、みたいなことしか占い師も
アドバイスしないし、お客もそういうものだと思い込んで
いるけれど、本当に結婚したいならトランジットのくそ
悪い日から毎日毎日努力をしなければダメだ。
確かに一時的には、いいな、と思う人と接近出来たり、
楽しい目に遭うけれど、幸運期に始めたものごとって
いうのは絶対に続かない。
むしろくそ悪いことが一生続くし、どうせくそ悪い
ことしか人生起こらないんだから、多くを望まず
やるべきことをしよう、占いなんかそう考えれば
無意味だ、と思える人だと、案外土星や海王星、
火星、冥王星なんかはもはやその人に害を及ぼせない。
ニーチェとか、キルケゴールとか、サルトルとか、名だたる
哲学者というのは全員ペシミストである。。。
お釈迦様もイエス様も親鸞もみーーーんなペシミスト。
んで、実際ものごとが着実にうまく行く人は
ペシミスティックな考えを持っている人が多い。
ただしペシミストとはいえ、その悲観や厭世観の
せいで
「だから私はカワイソウ」
的思考に向かう人は、本当の冷徹なペシミストではない。
本当のペシミストは、そんな地獄の底を覗いてなお、
「ああ、人生って素晴らしい!!」
って言える人たちなのだよ。。。( ´艸`)
どうせ地獄しかねぇ、幸運をつかんだってそんなのは
夢幻、どこへ行こうとこの世は牢獄、苦しいのだ、と
思えば、そんな地獄にも花が咲き、笑えるときもあり、
カネはどうにか回っていてしんどいけれどそれほど悪い
地獄じゃないな、と気がつける。
この境地こそ、仏教でいう「預流果」の境地であり、
上座部仏教でもキリスト教ニューソートでも、成功
できる人間に必要な最低条件とされているのである。。。。
占星学による未来予知とはまさに、メンタルの弱い
人間、まだ成功への条件がそろっていない人間ほど
面白いようによく当たる。
だから占星術の未来予知が当たると思う人ほど
あぶないのだ。。。
そして預流果の境地というか、ニーチェみたいな
感性がわかるようになってくると、もはやその人に
占星学は必要ない。
次は仕事をする中で自然界から直接啓示を
受けるための観察的な占星学――、ヨーガの
修行に移行していくのだ。
その過程の全部が占星学なのである。。。
しかしまぁ、占いブログを見ていると第二段階
に進んだ占い師はほとんどいないね。。。(^_^;)
第二段階に進んだ人はもはやホロスコープになど
とらわれないし、星の影響から完全に自由だ。
ここを目指すことが、本当の占星学の学びなのだ、
ということをみなさんくれぐれも忘れないでください。
最後に、このブログでは何度もご紹介
していますが、初代故・銭天牛さんの
言葉と20世紀最大の聖者、サティヤ・サイババ
の言葉を引用して終わります☆
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初代故・銭天牛さんの言葉
僕はね、クライアントが来たら、最初にあなたは、
信仰を持ってますかって聞くんだよ。
長年この商売(占い師)やっていて、ときどき
まるっきりハズレることがあるんだ。
とくに、ハードなトランジットがホロスコープから読めるから、
『去年は大変な年だったでしょう』と聞くと、
『いいえ。そんなことはありませんでした』とくる。
そんなはずはない、一筋縄ではいかない
くらいの困難な星回りだからね。
それで、よくよく聞いてみるとそういう人には必ずと
言っていいほど、信仰しているものがあり、いつも
神様や仏様にお祈りして暮らしている人が多い。
信仰のある人は、どんなむつかしい星回りでも難なく
やり過ごしちゃうから、神様の力はすごいよね」
出典▸「アガスティアの葉の秘密」
たま出版刊 より抜粋。
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20世紀最大の聖者、
サティヤ・サイババの言葉
「あらそえない運命的なもの。
一切の成就と決定も、
神の力で修正される」
出典▸「アガスティアの葉」
三五館 刊 より抜粋。
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そんなわけでお知らせ☆
酒井さんが必死こいて連載している占星術大河小説
「VICE-ヴァイスー孤独な予言者」
占いとはなんなのか、考えさせるストーリー展開に
なっています☆ ぜひ読んでくにゃさい☆
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