お久しぶりりんこ☆ ( ´艸｀)
今さらなんですが、先月の２１日に
東京ビッグサイトで行われた
「コミティア106」
で、ご縁がありご挨拶した作家さん方の
書評を上げていなかったので、だいぶ
経ってますが上げていきたいと
思いマス。。。ヽ(;´ω｀)ノ
大嫌いだ白い雲なんて！！
バカヤロー！！
♪ かおるちゃん
♪ 遅くなってゴメンネ・・・
♪ かおるちゃん・・・
♪ 遅くなってゴメンネ・・・
♪ 花をさーがしてぇぇ～
♪いーたんだよぉぉ～
BY 美樹克彦
・
・・・・・・・・・
ハッ！！！
歌っているバヤいでは
なかったぞなもし。。。( ´艸｀)
そんな感じで
「書評上げますね詐欺」
のまま止まっていた作品のご紹介です☆
一本目は来渡森子さん著、
「冷たい手のひら」 ～約束は錆～
です☆
↑ これは第一話。
連作になっているシリーズのいっちゃん
最初の物語ということで、
「ぜひ、読んでみてください☆」
とのことでしたので、
「かしこまりました。では、心して読みましょう！」
みたいな。( ´艸｀)
これはコミティアで冒頭部分だけ１００円で
売られていて、この冊子を買うとDL版の
置き場所が書いてありまして。
ZIPファイルを解凍すると続きが読めるシステム。
～物語のあらすじ～
主人公は、アレックス・スノウリング
という名前の少年。
作中では
「アレク」
とか、
「アレックス」
などと呼ばれています。
第一話時点でのアレックス君の
年齢は、１３歳らしい。（冊子版P２０より）
第一話段階では、アレックスの詳しい
生い立ちや家族構成などは不明。
彼はどこかへ旅しているらしくて、
その旅の最中に、
「ロブラ」
という名の小さな港町に立ち寄ることに。
アレックスの側には
「フラン」
という名の、黒いドレスの少女が常に
付きしたがっているのですが、その
少女、実は
「自動人形～オートメイトドール～」
という名の、人型ロボット。
そう・・・。このお話の世界は、
「メイト」
と呼ばれる、精巧な人型ロボットが人間たちと
一緒に暮らしている、少し不思議な異世界なのです。
アレックスの姉のように見えるフラン。
アレックスは、フランを疎ましく思いながらも、
フランのいる世界をどうにか理解しようとしている。
その港町には、何年も前から打ち捨てられて
いるメイトがおりました。
彼女の名前は
「マリン」
といいまして、ご主人様が必ず迎えに来る、
と言い残したのを信じて、ご主人様を見送った
ときからずっとそこに立ち続けているという
忠犬ハチ公状態
(ノ◇≦。)
なのれした。。。
ロボットだとはわかっていても、
身勝手な主人にやりきれないアレックス。
旅の合間にマリンの元の持ち主を
探すことになるのですが・・・。
というお話。
全部で５０P程度の短編でした☆
でも、コンパクトにテンポよくまとまっていて、
一気に読ませる作品でございました☆
オチがちょっと切ない。。。
なんというか、いわゆるラノベという
感じではない作品で、そのまま
「青い鳥文庫」
になったら似合いそう。
この世界では自動人形でしたが、これって
現実でもペットを捨てるとか、ひな人形を
捨てるとか、そういうものにも通じるテーマで
ございまして、子どもの道徳教育に読ませる
本として、単行本化させてもいいのではと。
わしはしかし、やらしい中年オバさん
なので、どうしても脳内画像が
「Iロボットルンバ」
になっちゃうんだよね。。。(＞＜;)
マリンが港町でご主人様を待つ絵面が、
港街でぶるぶる震えている
ルンバの構図
になっちゃって、逆に泣けた。。。ヽ(;´ω｀)ノ
野良ルンバ。。。
これから増えるんだろーなー。。。
人んちのルンバが勝手に家の中に
入ってきちゃったりして。
勝手にコンセントを吸っているという。。。
ルンバの家出とか。。。(^_^;)
それはさておき、文章がとっても
読みやすくてですね。。。
来渡森子さんご自身の筆力
なんだと思います。
うちの子どもに読ませたくなる作品でした☆
たくさんシリーズがあるみたいなので、
みなさんぜひ
「来渡森子さん」
の、冷たい手のひらシリーズを
読んでみてください☆
公式ウェブサイトはこちら↓ ↓
http://lucray.cocotte.jp/01/ch/
またコミティアに行ったら、続きを
買おうと思いまーす♡
（‐＾▽＾‐）