こんにちは!人にやさしく、眼鏡にもやさしい、福井の「やさしいめがね店」です!
もう世の中は、お盆に入っているんですねぇ。
お盆は毎年、亡くなった人が還って来る日ですが、
坂井家も、もう帰って来ているのかな、と思います。
向こうはどういう仕組みになっているのかなぁ、と時々思うのですが、
なんと「ポイント制」になっているようです。笑
友人の夢に、友人の亡くなったお父さんが出て来て、
「ポイント貯まったから帰って来た!」と云っていたことから、
わたしのなかでは、向こうは「ポイント制」になっています。笑
お盆とか、お正月は、ポイント3倍とかなのかな?と友人。
どういう仕組みかは分かりませんが、ゆっくりして行ってくれればなぁ、と思います( ˘ω˘ )
この季節、スポーツサングラスをお作りにご来店される方も多い当店。
「ゴルフボールの落ち際が見えないから、
スポーツの時だけ度付サングラスを使いたい。
あとは裸眼で過ごすから、メガネはいらない」
ときどき、こうおっしゃられるお客様がいらっしゃいます。
弱近視や弱遠視の方だと、遠くは、運転に困らない程度は見えてしまうので、
=まあまあ見えてるし、メガネはいらない、と思われてしまう方が多いのですが、
結論から申し上げると「正視以外の眼はメガネ常用」です。
メガネは「遠くを見るために掛けるもの」ではありません。
理由も合わせてご説明させて頂くと、ほとんどの方は納得して下さり、
きちんと常用のメガネもお作り下さる方がほとんどです。
今日は、店頭でもよくご質問を受ける、
「メガネは、必要な時だけ掛ければいいの?」について、考察していきたいと思います。
ではなぜ「正視以外の眼は、メガネを常用」しなければならないのか?
それも合わせてご説明していこうと思います。
まず眼には、カメラのズーム機能と同じような、
遠くから近くへのピントを合わせるための機能、「調節」というものが存在します。
★調節機能の仕組み
私たちがものを見るとき、眼はカメラのレンズのような働きをする、水晶体というものがあります。
水晶体は、厚さを調節し、遠くの物、近くの物にピントを合わせています。
「毛様体筋」という筋肉が、水晶体を引っ張っり、水晶体を薄くし、ピントを合わせます。
近くをみるときはその逆で、毛様体筋が緊張して、水晶体を分厚くして、
近くの物にピントを合わせます。
結果、パソコン作業や読書など、近くの物をを長時間見るような作業は、
毛様体筋がずっと緊張していることになります。
★正視とは?
「メガネは眼を正しい状態=正視状態に戻すためのもの」
この調節をしない状態=無調節状態で、
網膜上にピントがきちんと合う状態の眼のことを「正視」といいます。
網膜は、映画館でいうところの「スクリーン」みたいなもの。
ここに眼から入った像が、正しく投影されることにより、
初めて、立体感・奥行きを伴った、正しい像として、認識されます。
この「正視」と云われる状態が、人間の持つ「正しい眼の状態」です。
ここで誤解してほしくないことは、
メガネは、遠くが見づらいから、と、遠くを見るためだけに掛けるものでもなく、
近くが見づらいから、と、近くを見るためだけに掛けるものではありません。
メガネとは、あくまでも
眼を「正しい状態に戻してあげるためのもの」です。
「正しい状態に眼を戻してあげること」により
「遠くも見えるようになった」
「近くも見えるようになった」
これが、正解です。
多くの人の認識は、まずここからつまずいているため、
「何となく見えていればメガネは不要」という発想へとつながります。
上記でもご説明させて頂いた、遠くから近くへと、
水晶体を膨らませたり、薄くしたり、ピントを合わせるために必要な調節。
そして近くを見るために必要な輻輳と呼ばれる、眼を内側に寄せるための力。
上の画像を見て頂くとお分かりいただけるように、
遠くを見るとき、眼は開いた状態になっておりますが、
近くのペンを見ているとき、眼は、内側に寄っています。
これを「輻輳(ふくそう)」といいます。
これら調節と輻輳は全て連動しており「正視状態」で、初めて適切に働きます。
必要な時だけメガネを掛ければいい=ということは、
運転や必要な時だけ、眼を正視状態にして、
一日の大半を、このバランスが崩れた状態で過ごすこと、ということです。
結果、これら、ピントを合わせるための調節と、
眼を内側に寄せるための輻輳のバランスが崩れ、
両方の眼が、将来長期的に渡って上手く使えなくなってしまうだけでなく、
両眼のバランスが崩れた状態が常態化することで、
眼の状態もすぐに変化してしまい、
正しく合わせたメガネも、すぐに合わなくなってしまいます。
★結論
「必要な時だけメガネを掛ければいい」という考えは、
輻輳と調節のバランスが崩れてしまうことからも、
大きな間違いだということが分かります。
次回は、近視・遠視、という眼の状態を説明していきますね(^ ^)
特に誤解を招きやすい遠視。これをご説明したいと思います。
face&wrist gallery SAKAI(坂井時計店)は、福井市・呉服町で創業100年以上の眼鏡(めがね)店です。
時計修理・レコードショップとして、曾祖父が開業したところから始まりました。
閑静な住宅街の中にあり、喧騒から離れゆったりとした時間の中で、
会話を楽しみながら商品をお選び頂いております。
私たちは、お客さまの心地よい暮らしにより添う「やさしいめがね」をご提案し、
定期的にメンテナンスなどを通じて、お気に入りの1本ともども、
永くお付き合い頂きたいと考えております。
そんな「想い」に共感いただけるお客様を、心からお待ちしております。
◆取扱ブランド OAKLEY PREMIUM DEALER (★県内唯一のオークリー・プレミアム・ディーラーに認定されております!)
999.9(フォーナインズ)
999.9 feelsun(フォーナインズ フィールサン)
J.F.Rey(ジェイフレイ) / J.F.Rey BOZ(ジェイフレイボズ)
DITA(ディータ)
ZEAL(ジール)
Charmant Line Art(シャルマン ラインアート)
Markus T.(マルクスティー)
Pas a Pas(パサパ)
歩(あゆみ)
TART OPTICAR ARNEL(タートオプチカルアーネル)
NXTレンズ
TALEX(タレックス)
OZNIS by TALEX(オズニス)
Victorinox(ヴィクトリノックス)
WENGER(ウェンガー)