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堺市に聞いてみた!自動運転バスが事実上、頓挫したらしい。
報道に依ると「国からの補助金1.6億円交付されず…「自動運転バス」実証実験の計画中止 堺市」と題して報じられた(2024/07/08)。
堺市内で今年度予定されていた自動運転バスの実証実験について、当初見込んでいた国からの補助金約1.6億円が交付されず、計画が中止になったことが分かりました。 堺市はSMIプロジェクト(堺・モビリティ・イノベーション)と称し、堺駅と堺東駅を結ぶシャトルバスを2030年までに自動運転化するなどの計画を進めています。 市は今年度、本格的な実証実験に乗り出す予定で約2億円を予算に計上し、うち約1.6億円は国からの補助金を見込んでいました。 ところが、市などによりますと6月、国から補助事業について「不採択」とする連絡があり、補助金が交付されないことが決まったということです。 計画の練り直しを余儀なくされた堺市は、来年の1月・2月に予定していた実証実験は中止し、来年度以降、再度予算編成をした上で検討しなおすということです。 不採択の理由について、市の担当者は「国が目指すのは『2027年100カ所以上』で自動運転サービスが実現されること。堺市は2030年の実現を目標にしているため、スピード感の違いから評価が得られなかったのではないか」と話しています。 SMIプロジェクトをめぐっては、3月の議会で維新をのぞく野党4会派(公明、自民、創志会、共産)が「全体的な予算感が示されていない」「なぜ運転手が足りている都心部で自動運転を実施するのか」などと反発し、当該の予算を削った修正案が一度可決されるなど波紋を呼んでいました。
ABCテレビ
そもそも堺市の自動運転バス計画は永藤堺市長の公約の一つで、3月27日午前10時〜堺市議会本会議で永藤堺市長のゴリ押し「再議」発動により、市長はじめ維新の会が強硬に推進した経緯がある。本ブログでも当時LIVEで公開した。こちら
「再議」までして強行した自動運転バスがこの様である。思いつきで始めたSMIなんだから、言い出しっぺの吉村知事に泣きついて万博費用を回して貰えばいい。税金の食い散らかしせずに、どうしてもやりたい市長が都合つければいいんじゃないの?大阪府衆議院選挙で対立する公明党をはじめ他会派は賛成しないんだから。
当時の報道によると「堺市 市長肝いりの自動運転バス巡り予算審議が紛糾 減額修正見込みも「再議」の可能性?」と題して報じられた(2024/03/26)。
そこで2024年7月9日AM10時、SMIプロジェクト推進担当に電話で問い合わせた。それによると
①6月6日に国交省からの不採用通知を手にした
②補欠審査や今後の計画について再考している間に1ヶ月が過ぎた
③2024年7月5日に国交省が採択事業者の発表を行なった
④それに堺市が採択事業者から漏れていることに、報道各社が気がついた
⑤2024年7月8日、報道からの問い合わせに答えた
⑥2024年7月8日、議会などに現状報告を行なった
⑥の担当部署以外への報告有無を喋りたがらないSMIプロジェクト推進だった。⑤の報道からの問い合わせが先だとすると議会軽視に当たる。ちなみにおさらいとしてこの自動運転バスがどんなものなのか以下に添付する。
停留所にぶつかる「ボコっ!」MBSニュースより
一方で堺市は、自動運転バス以外のSMI計画の美原と都心部を結ぶ東西交通バス計画の実証実験は予定通り行なうそうだ。なんで公共交通で困っている高齢化した南区に自動運転バスを走らせないのだろう。優先起動の設定すれば他自治体のように容易にレベル4自動運転が実現し、自民党の票田「高齢者」を狙えるのに。実際、都市部よりも住宅街の交通が困っていることを維新は知らんのかな?政治よりも当選を目的に日々活動中の維新にとっては関心ないんだろうね。
建築都市局 都心未来創造部 SMIプロジェクト推進担当
電話番号:072-340-0417
ファクス:072-228-8034
〒590-0078 堺市堺区南瓦町3番1号 堺市役所高層館14階
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