品川区民が気になる「トイレトラック」 | 堺市の交通まちづくりを考える会

品川区民が気になる「トイレトラック」

 東京都品川区が今年度、大規模災害時のトイレ不足に備え、水洗トイレを搭載した「トイレトラック」を導入することがわかった。生成AI(人工知能)による区民アンケートの分析結果を参考に、職員が能登半島地震の被災地で復旧支援に当たった経験を踏まえ、ニーズが高いと判断した。

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 記事によると、品川区関係者によると、昨年8~9月に行った区民アンケートで、約10万人から得た回答のうち、自由意見欄の約650万文字を対話型AIサービス「チャットGPT」に分析させた。区民が求めていることの一つとして、災害時の衛生環境の充実や改善などが示され、各部署で共有し、要望に応えられる事業を検討したという。

  このうち、防災課では災害時のトイレに着目。職員を派遣した能登半島地震の被災地では、断水で水洗トイレを使用できない状況が長く続き、移動式のトイレトレーラーなどが頻繁に利用されていたことを踏まえ、区もトイレトラックの導入が必要だと判断した。   区が導入するトイレトラックには複数の水洗トイレなどが設置され、車いすの利用者にも対応できる。区は、購入費など約3000万円を今年度の補正予算案に盛り込み、27日開会の区議会定例会で提出する方針だ。

 

 だろうな〜。食べたらそうなるよねぇ〜。

 


 

 堺市でも公共施設などに埋込み型のトイレが設定されていたり、美原区の防災センターには簡易トイレテントなどが展示されていたが、移動できる方が利便性があって好適。ただし行政価格だと恐ろしい金額になるんだろうな〜。次世代モビリティよりもこちらのトイレトラックを優先に予算をつけてもらいたい。

 

 ⑨こども防災春まつり 啓発棟アトラクションでも記したが、防災啓発棟ホールには災害に関する、まさに巨大な教本が展示されている。地味だがこのセンターの目玉アトラクションといっても差し支えない出来栄えだ。

 ただ非常用食料とトイレ問題は、1次避難の大きな問題にも関わらず小さい扱いだった。生きるか死ぬかの被災時を考えるとき、臭いものに蓋をしてはならない。

 
 

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予防部総合防災センター副所長 消防司令 梅崎課長補佐