③2024年石川県能登半島地震 災害ボランティア | 堺市の交通まちづくりを考える会

③2024年石川県能登半島地震 災害ボランティア

追記 2024年4月16日15時25分
支援先は輪島市南志見(なじみ)地区とする。水道電気は復旧済。
 
追記 2024年4月16日17時39分
先の堺市議会大綱質疑本会議(2024年2月27日)で、自民党・池尻秀樹議員は「関西万博はするべきではない」、「建設工事はいま、能登半島地震被災地の復興にあてるべきだ」、「開催の延期を決断してほしい」、「夢洲を会場にしたことも疑問だ」、「重機オペレーターもできる」、「支援に行く準備中だ」という専門的見地からの発言に感銘を受けた。もう支援にいらっしゃったのだろうか?能登の実情を伺い、支援の参考にしたい。

 その1の記事で、奥能登は人的余裕がなく支援のマッチングすらできないと記した。またその2の記事では、コネがあれば好き放題に支援ボランティア計画をたてることができると記した。
 

 これら支援ボランティアの計画の障害になっていることを記してきたが、トレーラーハウスの提案は別として納得できる内容が多い現地からのレポート2稿引用する。記事にもあるが、支援不足は行政の人災だ。なぜなら「支援は困るので来ないでほしい」と石川県が言い放ったからだ。それは72時間までと言われている人命救助までの期間であったり、人気商売の芸能人や有名人をはじめ、素人YouTuberの侵入を防ぐ目的だったはず。4日目以降は全力で支援すべきだったはずなのに。

 記事には能登半島地震から100日と題して、 「ボランティアは来るな」の弊害について記されている。   ──阪神・淡路大震災では発生から1カ月で活動したボランティアは延べ約62万人。ところが、今回は発生後3カ月以上経った3月中旬で延べ約1万人でした。単純比較はできませんが、明らかに少ないです。

 

 

 一方、我々が計画中の「能登市民ボランティア」は車を利用し、前乗りして翌日と翌々日の午前中に活動し、帰阪する計画だ。3ヶ月を過ぎたことを理由に、できるだけ現地で購入消費することで支援につなげたいと考えた。ただし不足して高騰するものは除く。これは東日本大震災の支援ボランティア活動でも同様だった。

 

 休みなく車を走らせれば、堺市から6時間で奥能登に届く。2名運転交代であればそれほどの厳しい行程ではない。

 
 高速道路代金はボランティア車両高速道路通行証明書発行システムから予め打ち出して利用すれば、往復18,000円ほどが控除される。ガソリン代は往復14,000円ほどだろう。
 

 現地の道路情報が集まりだした。

 この道路状況からも分かる通り、奥能登は復興すら始まっていない。今回、七尾市から穴水を抜け輪島市街、そこからさらに奥に位置する南志見(なじみ)地区からの要請もあり、支援してほしいことが山積みらしい。

 石川県は奥能登の支援ボランティアを募集していないので、今でも手付かずの状態が続く。輪島から南志見地区までの国道249号線は5月2日に開通する見通し🌸食事の購入は困難で、これからライフラインの確認をして、支援先とするのか検討する。

 ※支援先は輪島市南志見地区とする。2024年4月16日15時25分 水道電気は復旧済。

 

 

 

 

 輪島や珠洲、奥能登の現状、支援の要請、支援した経験談など良ければ以下まで。カンパもお願いしたい。どこかの議員と違い、収支報告は行なう。