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堺市の賑わい創出や活性化に向けた社会実験 その2【停留所付近の待合休憩スペース設置】
【停留所付近の待合休憩スペース設置】
堺市は、2022年11月11日〜13日の期間、堺市の賑わい創出や活性化に向けた社会実験を行った。中でも堺市建築都市局都心未来創造部SMIプロジェクト推進担当は、以下パンフレットにもある通り、自動運転車両の走行実験や停留所付近の待合休憩スペース設置について実験を行った。(パンフレット)開催イベント番号5。
社会実験実施主体は堺市、以下協力団体は、南海バス株式会社、先進モビリティ株式会社、三菱重工エンジニアリング株式会社、トヨタカローラ南海株式会社、株式会社ロボリューション、大日本印刷株式会社、株式会社Mellow(キッチンカーの手配)、堺山之口連合商店街振興組合、大阪公立大学、株式会社紀陽銀行、さかい利晶の杜
停留所付近の待合休憩スペース設に関する堺市が主体となって、協力団体の株式会社Mellow(キッチンカーの手配)、堺山之口連合商店街振興組合(近所の商店街)、株式会社紀陽銀行により、大小路交差点角にある紀陽銀行堺ビル(堺市堺区市之町東1-1-10)の敷地において行われた。
内容は堺山之口連合商店街振興組合(近所の商店街)の呉服屋さんが物販、オープンカフェスタイルで株式会社Mellowのキッチンカーが焼き鳥とコーヒーなどの飲食提供。
↑実験の全景、紀陽銀行堺支店の敷地内で行われた
なんだかおかしいぞ、近所には同業のお店があるじゃないか!いくら社会実験とはいえ民業圧迫ではないのか?了解などは取り付けているのか?(呉服屋さんは協力団体の商店街に他店があるが了承済み)
↑実験場所の40m離れた老舗コーヒーショップのオープンカフェと100m離れた町家カフェのオープンキッチン
堺市SMIプロジェクト推進担当のオクさんに伺ったところ、堺市は両店に無断で実験したとのこと。実験の計画段階で相談や説明があってもいいんじゃないのか?お題目の「堺市の賑わい創出や活性化に向けた社会実験」でありながら、地元を無視したやり方はLRT計画の工事ありきと同じだ。市民のための行政でありましてや地元の活性化を目的にした計画とその社会実験じゃないのか?
義理を欠く、やりたい放題の堺市。いつものことだが、堺市は社会実験自体を目的にしているから本末転倒なやり様になる。
この件について問い合わせたら以下のような返事が担当課長から返ってきた。
「キッチンカーも民間事業として協力いただいたものであり、民業圧迫とは思わない。自治会長には、実験の説明の際に口頭で伝えている。また今回山之口商店街には物販で協力いただいたが、その際にもキッチンカー出店については伝えている。」
まさに本末転倒とはこのことだ。