毎日のどうでもいいことを真剣に考え
思いついた時に書いてるブログです
あれは1ヶ月前
4月に入ったところなのに日差しが強く
汗ばんだシャツが
背中に張りつくような日だった
その頃
仕事に活動に人間関係に不満があり
心身ともに疲れを感じていた私は
癒しを求めて温泉に行くことにした
その温泉施設は
7種の屋内温泉と2種の露天風呂が自慢の
大浴場の他に
軽食コーナーとお食事処と
リクライニングチェアのある暗室の休憩ルームに
畳の上で足を伸ばせる漫画コーナー
お土産売り場にゲームコーナー
マッサージに整体と
様々な癒しを受けることが出来る
入口でのチェックイン時に借りられる
上下が分かれた楽ちんな作務衣を着て
施設内で過ごせるスタイルで
私も例にならって
入口のフロントで作務衣を受け取り
さっそく温泉に浸かることに
露天風呂で
少し熱めのお湯が
顎のあたりまで迫るほど深く体を沈め
魂が抜けるような感覚に襲われたその時
ブー!ブー!ブー!ブー!
恐ろしい大きさのブザー音が
空間を覆うように鳴り響き
フロントにいたスタッフの方が
屋内の浴場から露天風呂に繋がる扉を
ゴゴゴ!!!と力強く開けて
火事です!
今すぐ逃げてください!!
早く!早く!
と、私に向けて叫んできた
その間も
ブザーは恐ろしい音量で鳴り響いていて
息が止まるほど焦った私は
露天風呂からそのドアまで
足が絡まるほどに全力疾走
※お風呂は走っちゃいけません
扉の向こうの屋内浴場には
きゃー!こわーい!と
パニックになった親子連れや
お年寄りがわんさか
スタッフの方もずっと
早く!早く!
もう火がそこまできてます!
全力で叫んでいる
焦りがMAXに達した
全裸の同士たちは我先と脱衣所に走りだし
自分のロッカーに向かって
入口で借りた作務衣を着はじめた
私も!早く逃げないと!と
脱衣所の自分のロッカーを開けて
いちばん手前に置いていた
作務衣の上着を羽織って
震える手で腰元のひもを結ぶ
そして
何故だかショーツが見当たらない
(え!え!ないんですけど!!)
一瞬パニックになって周辺を探す
床には落ちて…いない
ロッカーの奥に手を伸ばしても…ない
背負ってきたリュックにも…ない!
ない!ない!とロッカー内や
自分のリュックをゴソゴソしてる間にも
私の横を何人もの利用者が
悲鳴をあげながら走りぬけていく
スタッフの方もずっと
早く!早く!と煽ってくる
もう仕方ない!!と
ノーパンを覚悟して
作務衣の下を手に取って広げてみたら
それも上着で
…という絶望感溢れる夢を
この間見たことを
昨日思い出しました
あるよね〜
今日も良いことがありますように♪
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