さかえの時々論拠 -151ページ目

気になる最近の話題  - 食料は戦略物資 -

気になる最近の話題  - 食料は戦略物資 - 
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 時々、過去に読んだ本と同じような(勿論、表現方法は違いますが)部分
が、今、読んでいる本にでてくることがあります。


 「食の堕落と日本人」(小泉武夫著、小学館文庫)を読んでいます。


小泉 武夫
食の堕落と日本人

著者は、福島県の阿武隈山地の近くの酒造家に生まれ、東京農業大学教授で
農学博士。食文化は国民の歴史であり、財産である。食の堕落は国を堕落
させると嘆いています。その部分とは...

 「ボージョレーヌーボーというのは、できたての新酒ということで、
いわばワインの赤ん坊である。」
 からはじまり、「赤ワインブームの仕掛けの裏には、あるワイン国の
国家戦略が隠されているのではないか」として、
「フレンチパラドックス」(赤ワインの売り込み戦略として考え出された
と著者はいいます。)があったからだ と。


 フレンチパラドックスとは、フランス人とイギリス人の食生活を比較し、
脂肪の摂取量は圧倒的にフランス人が多いのに、心臓発作で死ぬ人は
フランス人が少ないという不思議で、その理由は、フランス人がたっぷりと
赤ワインを飲んでいるからだ という説をワイン国は立てた。
 そして、日本への売り込み、日本国民が赤ワイン好きになってしまう。


 一方、12年前に購入して読んだ本が、「日本人よ 母心に帰れ 
「文明病」から立ち直るために」(佐々木将人著、ぱるす出版)です。

 こちらの部分は、その部分を引用してみましょう。


佐々木 将人
日本人よ母心に帰れ―「文明病」から立ち直るために


---------------- 引用 -----------------------------------------
 食料は戦略物資である。やり方によっては、少しずつ日本民族を弱体化
することもできる。

 その一つの例をあげよう。
 昭和四十二年、淡路島で野生の猿に輸入小麦などで餌付けを始めた結果、
十年後に手足に奇形を持った子猿がつぎつぎと生まれ始めた。
その実態のレポートフィルムがテレビで放映され、その映画の最後に、
両手両足のない子猿がキィーという悲鳴を発しながら崖から落ちていく
シーンがあった。
 それは、暗い暗い奈落の底に日本民族が落ちていくようであった。
その冷たい雰囲気の中を重く静かに流れるナレーションは、 
「強い農薬に汚染され、虫も食わない輸入食料は、果たして食料といえる
であろうか--。小さな猿は十年後でその結果が出たが、人間はどうか。
二十年後、三十年後、子や孫にどんな子が生まれるのであろうか・・・・」
という内容。
 恐ろしいことである。
---------------- 引用 -----------------------------------------


 両親に聞いたところ、戦後は食料難から、白米は食べることはできず、
芋等で飢えを満たしたといっておりました。そのため、今でもメインは、
お米の食事です。

 小さい頃に、父がいっていましたっけ。「自分の住んでいるところから
50km以内で取れる海産物や農作物を食べていればいいんだ」と。


 先の2名の著者に共通しているのは、食事というのは、単に空腹を
満たすだけではないこと、過去から脈々と日本人の食生活が確立して
きたとのこと、そして、その食材(納豆、漬物、梅干し等)は、先人
が知恵をだして編み出してくれた食べ物であること。

 そして、日本民族が継承していかなくてはならないものであると
あらためて認識しました。


 今、若い人達が食べている食事(外食にしてもコンビニにしても、
レトルト食品にしても)の結果がでるのは、あと30-40年後位
でしょうか。


もし、万一、その時に、「過去に食べた食物の影響が大きい」と
いう判断がでたらどうしましょう。

だから、今から若い人達の食事には、大人が指導していかなければ
ならないと思うのです。
 
 今、長生きしておられる人達は、うちの両親以上に、食事で苦労を
した人がほとんどだと思うのです。


 最近は、おいしいもの と思っても、内容物は、添加物やら外国製品
やら、はたまた何が混ざっているのかわからないもの とかが目立ち
ます。


 間違っても、安易な妥協で、国民の生命や大切な文化を無くさない
ように、しっかりとした国家戦略をたてて、いってほしいものです。


 間違っても、今の若い人達へ、長期の人体実験のような食事を
させないでほしいものです。

(5月15日)


小泉 武夫
食の堕落と日本人

佐々木 将人
日本人よ母心に帰れ―「文明病」から立ち直るために

オークションにテスト出品をしてみました

今回、アメーバオークションを利用してみました。

(アメーバオークションに参加したのは、今回が初めてです。
なんでも、「ともかく、やってみないと」 です。)

 頂いた時計を掲載してみましたが、どうなるのでしょう。


商品名:アナログ・ウォッチ(カレンダーなしタイプ) TO-A10
開始価格:500円
開始日時:2006年05月12日 20時01分
終了予定日時:2006年05月22日 19時00分

気になる不動産業界 - 原状回復トラブル防止への大阪府の取組み -

気になる不動産業界 - 原状回復トラブル防止への大阪府の取組み -


 4月29日、大阪府は、賃貸借契約の終了時の現状回復のトラブルが
多いため、大阪府として、「賃貸住宅の退去時における原状回復トラブル防止
に向けた大阪府の今後の取組み方針」を公表しました。(PDF文書1枚)
http://www.pref.osaka.jp/fumin/doc/houdou_siryou2_09290.pdf


主な点は、

 物件情報の事前開示の促進として、仲介業者が店頭掲示板等による
個々の物件を紹介する際、その物件の原状回復義務の内容を表示・説明する
としています。
 具体的例として、通常損耗、経年変化の回復費用を借主に負担させる場合は
「特約型」、そうでない場合は「原則型」として、表示し、
「事前表示推進店舗」のステッカーを店頭に掲示するとしています。

 また、契約時の説明の促進として、原状回復義務の内容について、
原則と異なる特約がある場合には、契約書の特約条項を示しながら説明すると
しています。


 平成16年2月の国土交通省の現状回復ガイドラインの改訂、そして、
同年10月の東京都の条例の動きからすると、遅い感じがします。


 しかし、不動産業者を「特約型」、「原則型」として表示させること。
そして、「事前表示推進店舗」のステッカーを店頭に掲示するという。
 一般の方が、事務所に入る前に、このステッカーの確認をして、
なければ、より注意して現状回復を質していく というのがよいかと
思います。不動産業者も、ある貸主の場合は、「特約型」で、
違う貸主の場合は、「原則型」というのがあるので、この部分は、
一律に表示できないのも難点です。


 さて、東京都の条例は、全7条ですが、違反した業者には、
指導、勧告がなされ、それでも改善しない場合には、公表 という
措置だけです。東京都のガイドラインは、PDF文書でダウン
ロードできます。 こちらです。

賃貸住宅紛争防止条例の平成16年10月1日施行にあわせて
『賃貸住宅トラブル防止ガイドライン』を作成----東京都
http://www.toshiseibi.metro.tokyo.jp/juutaku_seisaku/tintai/310-3-jyuutaku.htm


 さて、これでも、賃貸トラブル、現状回復トラブルが減らない
ようですと、宅建業法を改正し、業者の義務化、そして罰則化が
なされていくかと思います。


 ですから、不動産業者のしっかりとした対応をお願いしたい
ものです。


(参考)大阪府の現状回復義務 の解説
http://www.pref.osaka.jp/osaka-pref/kenso/soudan/gaido.html





不動産適正取引推進機構, 建設省住宅局民間住宅課
賃貸住宅の原状回復をめぐるトラブル事例とガイドライン―敷金返還と原状回復義務





臼井 秀利, 賃貸派同盟, 紀藤 正樹
敷金を100%取り戻す本





原田 豊, 有田 朗, 山上 博信, 兵庫県司法書士会少額裁判研究会, 大石 貢二
あなたにもできる敷金トラブル解決法