ジビエとシェリー酒の会 | 着物の葛籠 ーキモノ ノ ツヅラ-

着物の葛籠 ーキモノ ノ ツヅラ-

着物を中心に、私・彩詠(さえ)の日々の生活での 和 なお気に入りと、美味しいモノ を 徒然なるままにご紹介します。
昔から大切なキモノを収納してきた葛籠(つづら)の箱のように、日本の大切なモノを詰め込んでいます!


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教えていただいて以来、とっても好きな銀座のスペイン料理のオジャリア でのジビエとシェリー酒の会♪
スペイン料理は、日本料理の次に好きなのよん。
そして、酒飲みのようなツマミおかずをよく作っていますが、実はお酒は弱い彩詠です。
ワインも実は苦手なのですが、こちらのオジャリアのベネンシアドール中瀬さん から好みや料理に合わせて頂いて以来、シェリー酒はかなり好き。
一足早く、クリスマス・ディナーと洒落込んで、オット・コグマと参加して参りました♪
この会、とっても不思議なご縁つながりをFacebookで知ることになりの参加。
一年の〆にありがたいご縁を間近で感じた会でした。


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受付を済ますと、中瀬さんのウエルカム・ベネンシアール。
初めて拝見しました!
昔はシェリー酒の試飲のためだったベネンシアールも、今はパフォーマンス化されているとのことですが、一つの樽のお酒をその場にいる人みんなで分かち合い、その場居合わせた契約のような意味合いもあるとのこと。
お抹茶のお濃茶一碗を回しのみをし、一期一会の場を味わうのとよく似ています。
それもそのはず。
お茶の作法などには、キリスト教の所作などと共通するところが多く、キリスト教から色々来ているとも一説には言われていること多々。
というよりも、一座建立・一期一会の人と人との付き合い方は、万国共通ってことでしょう。
そんなとっても基本的なことをみんなが踏まえていれば、きっともっと穏やかなな世の中になるのに…と、思わず思っちゃったり。


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蝦夷ジカの ”カルパッチョ” マンチェゴ添え
(冷えたヴィニャ・サンルケーニャで・13.5%)

蝦夷シカさん、全く臭みもなくって柔らか♪
たっぷりお野菜とお供に。
カルパッチョが画家の名前だったとは…実は初めて知った夜でした。
マンチェゴは、スペインの代表的な堅めなチーズ。
スペイン旅行中、必ずといっていいほど毎食出ていた記憶が…。
たまに食べると美味しい。


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スペイン風オムレツ ”トルティージャ”
(ヴィニャ・サンルケーニャをレブヒートで・13.3%)

ジャガイモたっぷりのオムレツは、やっぱりスペインの卵焼きだぁと感じます。
なかなか上手く作れないんだなぁ、コレ。
一テーブル、4人でシェアでしたので、一人一切れずつ。
レブヒートは、甘い炭酸割。
向こうではスプライトとかで割るそうな。
今日は、三ツ矢サイダーだって。
ジュース感覚で、ついつい飲んじゃいます。
弱い私はこれが一番気兼ねなくいけるかも。


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お米と豚の血の自家製ソーセージ ”モルシージャ”
(やや冷えた ヴィニャAB・アモンティリャードと・16.5%)
ティオ・ぺぺの熟成版は、まったりとして、お!シェリー酒だ!と感じるお味。
モルシージャは、全くクセがなくて、どこが血?あ、でも、血っぽいかなぁと、そんなくらい血を感じさせない美味しい堅めのパテのような感じでした。
たっぷりの香草パクチーと共に、うまうまっ。


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蝦夷シカのパテ 柿マリネ添え
(やや冷えたヴィニャAB・アモンティリャードと。16.5%)

再び、シカさん。
あー、旨いねぇ。
このあたりになると、弱い私はすでにほろ酔い酔っぱらい。
柔らかなシカさんパテと、シャキッとした柿のマリネが絶妙でした。
柿って加工するとイマイチだけど、やっぱり酢とお友達になるのが一番美味しいのかもしれません。


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トマトとアンチョビのサラダ
(よく冷えたラウレアード・アモンティリャードと。17%)

旨みあふれるパテの次は、さっぱりと。
キリと冷えたシェリー主は、スペインの月桂冠と言われるもの。
ローリエとお友達になってるらしい。
どんどん度数は上がっていってます!


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豚の頭をまるまる使ったコラーゲンたっぷりのパテのカツレツ
(よく冷えたラウレアード・アモンティリャードと。17%)

豚さんの頭のいろいろな部位がパテになって、カツレツになって登場です。
食べる場所によって、食感などがいろいろ。
初対面な方々と、多いに盛り上がりました!
マイユのマスタードをたっぷりと付けて。
マスタードは、胃の消化を助けてくれるそう。


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パエジャを詰めたウズラのソテー トリュフの香り
(ペリーズ・オウン・セレクション・ドライ・オロロソを常温で)

ウズラちゃん、初めて食べました!
タマゴの代わりに、たっぷりのパエジャが詰まっています!
うまーの一言しか出てこない(笑)
頭も足もついた、まるっと半身。
美味しく皮までしゃぶって頂きました。
テーブルをご一緒した方の名言
「オロロソに抱きしめられる!」
ほんとに、そんな表現ぴったりのまったりとまとわりつくような感じ。
あはっ。
幸せすぎるん♪


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スペインのX!masケーキ ”ロスコン・デ・レジェス”
(やや冷えた ビショップス・ミード・オロロソ・クリームと)

スペイン菓子研究家の藤本恭子さんが作られた本格的スペインのクリスマスケーキ。
王冠だそうです。
切り分けられて、一皿ずつ。


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ケーキのどこかに、人形が三賢者に倣って、2+1入っているそうで、全員で一斉にパクリ。


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見事に、人形ではないですが、チョコボールを引き当てたコグマ。
年末に向けて、ツキまくっているコグマです!
3人じゃんけんで、2番目勝ち。


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早速、お薦めのバニラアイスかけで楽しんでいます☆
バニラアイスって実はあまり好きじゃないんですが、こちらのPXをかけると、甘ったるくないプリンのキャラメルを絡めてる感じで、非常に大好きな味に変わりました!
うまっ。
我が家では、きっと飲むよりバニラアイスかけでの消費の方が早いでしょう。
キニナル方は、銀座オジャリア へ行くと味わえますよ♪

お土産も頂いて、美味しくスペインのこと、シェリー酒のこと、ジビエのことを学べた一時でした。
来年の企画も楽しみだ (*^_^*)