モトコンポにキャブレターを取り付ける | サカエの備忘録

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モトコンポのレストアとカスタム
CG125のメンテナンス記録

 キャブレターが届いたので取り付けます。

まだハンドル収納を諦めていないのでだいぶ試行錯誤を繰り返しました。

キャブ2個、マニホールド3個、マニホールドの向きを変えるパーツ1個

アクセルワイヤー2本が手元にあります・・・。

モトコンポのスペースのなさを舐めてました。

 

 キャブレターはPZ22というケイヒンPB20の中華コピー品です。

最初に買ったPZ20はキャブ本体に付いていた燃料コックが

フレームに当たって入りませんでした。燃料コックのないものを探していて

見つけたのがPZ22です。PWK28を付けて遊んでいる中華エンジンオーナーの

ユーチューブを見て楽しそうだったのですが、スペースがないので

なるべく小さい物を選びました。ゴム製のアクセルワイヤーのカバーは

スカスカでエアを吸いそうだったのでここだけケイヒンの純正品を使いました。

 

 キャブの向きを変えるパーツはこんなやつです。

結局買ったマニホールド自体が最初から正面と真後ろに向いていて

かさ上げとしてしか使っていません。これがないとキャブレターの

前向き装着の際にパワーフィルターがフレームに当たって入りません。

もう少しエンジンの前側を上げて積んでおけば必要なかったパーツです。

 

 キャブを後ろ向きに付けた時の様子

キャブ調整が歩道側で出来るのが良いですが空いた前部の三角形のスペースを

有効活用する手段が思いつかなかったのでボツに。

ちなみに後ろ向きの時はスペーサーなし、パワーフィルターを

斜め下に向ければハンドル収納可能でした。アクセルワイヤーは1080mm

 

 後ろ向き取り付け時のハンドル収納の様子。

 

 結局前向き取り付けを採用しました。

理由はキャブ調整がフレームに邪魔されず楽ちん、きのこが可愛い、

後ろは将来バッテリーやブレーキユニットや燃料のスペースに空けておきたい等。

フレームとキャブを離すために直立したマニホールドを使っています。

 

 アクセルワイヤーは950mmを使いました。

中華製激安アクセルワイヤーは貧相ですが、細くしなやかで

保護チューブもないのでハンドル収納に適しています。(断言)

 

 純正より大きなキャブを取り付けた時のお約束みたいですが

アクセル引き量の増加加工です。

 

 ストッパーが当たる部分を大胆にカット。

ナイロンぽい素材でカッターで簡単に切れます。

ここまで根元までがっつり削らなくてもストッパーが当たる部分だけ

削ればOKです。私は削った後に気づきました。5mm程引き量を増やせます。

エンジン始動まで確定ではありませんが、動かしてみた感触では

遊びもあってちゃんと全開まで引けている気がします。

 

 チョークはワイヤーで引くタイプを選んだので

モトコンポのチョークレバーで引けるように加工しないと

いけません。チョークワイヤーはスクーターのシートロックワイヤーか

自転車のブレーキワイヤーをベースにタイコを加工して

どうにかならんかなと考えてます。