モトコンポのハーネスを作る その4 | サカエの備忘録

サカエの備忘録

モトコンポのレストアとカスタム
CG125のメンテナンス記録

 南海部品へ向かう車の中で考えました。

「電装品の交流いらなくね?」

カレンコンポは貧弱な発電系と1.2Aという小さなバッテリーのため

交流回線を残していますが、中華とはいえ新しいエンジンと

3Aのバッテリーです。LEDのヘッドランプとテールランプぐらいで

音を上げるとは思えません。

 

というわけで交流電装系の元凶の茶線(キーONで交流+が流れる線)

と桃線(ライトOFF時に交流+が流れる線)を無視することにしました。

代わりに使い道のよく分からなかったソケットから黒線(キーONで直流+が流れる線)

を拝借して活躍してもらいます。

 

つい数時間前まで頭を悩ませてくれていた茶と桃

 

 ジェネレーターから交流電源を供給している黄線を抜いて

使い道のなかったソケットの黒線と差し替えます。

黄線は熱収縮チューブで包んで絶縁します。

ライトスイッチOFF時に直流+が流れてハーネス内に消えていく

桃線も危険のないように抜いておきます。

これですべての茶線がライトスイッチONで直流+化しました。

 

 モトコンポのヘッドライトに使えるPH7のLEDヘッドランプ

Amazonで1,000円ぐらいでした。カレンコンポに使ったものより

小型で無加工で入ってしまいました。

 

 問題なく点灯。Hi/Low切り替えも問題なし。

 

 だいぶ前に買ったは良いもののテールが交流のために使えず

お蔵入りしていた中華電動バイク用テールユニットです。

さくっとハーネス側を6Pカプラーに付け替えて取り付けました。

 

 動作確認OKです。今気づきましたがこのテール、ナンバー灯が

ありません。どうにかしないと駄目です。

 

 そしてまた新たな問題が発覚

 

 カレン用キーシリンダーの高さが足りない問題。

モトコンポのキーシリンダーは高さがあってカバーとツライチになりますが

10mm以上足りません。エンジンのON/OFFだけなら

どこか別の場所に取り付けるのですが、モトコンポの場合は

通常の左向きハンドルロックの他にハンドル収納時にタイヤを

センターに向けてハンドルロックをすることで、

運搬中にフロントタイヤに負荷がかかった時に

折りたたまれたハンドルがフレーム内で暴れて

悲惨な状況になるのを防ぐ働きがあります。

 

 というわけで80年代に製造されたホンダのオートバイで

モトコンポと同等の高さを持つキーシリンダーを探しに

旅に出ます。