南海部品へ向かう車の中で考えました。
「電装品の交流いらなくね?」
カレンコンポは貧弱な発電系と1.2Aという小さなバッテリーのため
交流回線を残していますが、中華とはいえ新しいエンジンと
3Aのバッテリーです。LEDのヘッドランプとテールランプぐらいで
音を上げるとは思えません。
というわけで交流電装系の元凶の茶線(キーONで交流+が流れる線)
と桃線(ライトOFF時に交流+が流れる線)を無視することにしました。
代わりに使い道のよく分からなかったソケットから黒線(キーONで直流+が流れる線)
を拝借して活躍してもらいます。
つい数時間前まで頭を悩ませてくれていた茶と桃
ジェネレーターから交流電源を供給している黄線を抜いて
使い道のなかったソケットの黒線と差し替えます。
黄線は熱収縮チューブで包んで絶縁します。
ライトスイッチOFF時に直流+が流れてハーネス内に消えていく
桃線も危険のないように抜いておきます。
これですべての茶線がライトスイッチONで直流+化しました。
モトコンポのヘッドライトに使えるPH7のLEDヘッドランプ
Amazonで1,000円ぐらいでした。カレンコンポに使ったものより
小型で無加工で入ってしまいました。
問題なく点灯。Hi/Low切り替えも問題なし。
だいぶ前に買ったは良いもののテールが交流のために使えず
お蔵入りしていた中華電動バイク用テールユニットです。
さくっとハーネス側を6Pカプラーに付け替えて取り付けました。
動作確認OKです。今気づきましたがこのテール、ナンバー灯が
ありません。どうにかしないと駄目です。
そしてまた新たな問題が発覚
カレン用キーシリンダーの高さが足りない問題。
モトコンポのキーシリンダーは高さがあってカバーとツライチになりますが
10mm以上足りません。エンジンのON/OFFだけなら
どこか別の場所に取り付けるのですが、モトコンポの場合は
通常の左向きハンドルロックの他にハンドル収納時にタイヤを
センターに向けてハンドルロックをすることで、
運搬中にフロントタイヤに負荷がかかった時に
折りたたまれたハンドルがフレーム内で暴れて
悲惨な状況になるのを防ぐ働きがあります。
というわけで80年代に製造されたホンダのオートバイで
モトコンポと同等の高さを持つキーシリンダーを探しに
旅に出ます。