もう少し加速がほしいと言いながら去年作った1mm短縮プーリーボスの
効果も気になるのでケースを開けるついでに組んでみました。
ケースと共締めしているリヤブレーキホルダーにテンションが掛かっていると
作業の邪魔なのでリアブレーキワイヤを緩めます。
キックペダルを外してからケースを止めているボルトを外します。
長短2種類あるので外した場所が分かるように置いておきます。
かじり防止にネジ山にはスレッドコンパウンドを塗ってあります。
ケースを外します。キックギアの大きい方にワッシャが1枚
小さい方にはブッシュとワッシャが1枚あります。
ブッシュとワッシャはケース側に残ることがあるので
なくさないようにしましょうね。
現在のセッティングは 6gx3個、7gx3個の39gでベルトはカレン純正
今回は6gx3個、5gx3個の33gにします。
そして1mmショートボスを投入。
ウエイトで加速が良くなり、ボスで速度アップを狙った欲張り仕様ですが
どうなることやら。
往復で60km程走ってきました。
ハンドルに掛かっているビニール袋は草木ダム名物よもぎまんじゅう。
ウエイトの効果でエンジン回転数が上がってからプーリーが動き出して
いるのがよりはっきり分かるかんじです。中間加速のレスポンスが
良くなった気がします。ただ、ボスの効果でゼロ発進は遅くなりました。
ノーマルエンジンのモトコンポぐらいです。
今まで1~5速で走っていたのが2~6速で走らされているみたいです。
最高速は58km/h。下りで65km/h出ましたがこれはただ落下してるだけ。
登りになると一気に速度が落ちて35km/hになります。
明らかにハイギアすぎです。
エンジンパワーがないので仕方がないといえばそれまでなのですが
パワーがないなりにもう少しキビキビ走れる様にしたい。
加速が悪いのはクラッチの繋がるタイミングが早いせいもあります。
・クラッチミートのタイミングをもう少し遅らせる
・ベルトをバンドーの細いものに替える
・1mmショートボスを封印する
・点火時期を遅角する
次のメニューはこんなところでしょうか。
クラッチはパーツがないのでどうにもならなそうですが。
ディオのクラッチとトルクカム移植は興味があります。