フレームの続きです。
モトコンポのフレームにカブエンジンを搭載する方法は色々ですが
これなら素人でもギリどうにかなるかなという手法で搭載した方がおられたので
真似させてもらうことにしました。
使用する材料は曲げパイプ2本と鉄板2枚のみ。シンプルな構成ながら
ジョルカブのハンガーをボルト止めにすることでエンジンの脱着が容易にできる
だけでなく、走行ユニットごと外れるのでチェーンの脱着も不要。
戦車のパワーパック設計思想にも通じる合理的手法。素晴らしいです。
身の回りに台車の取っ手以外にL字の曲がりパイプで使えそうなものがなかったので
(台車はまだ使いますので)アップガレージで見つけた
ズーマー純正シートフレームを使いました。傷あり品で600円ナリ。
幅を詰めてフレームに当たる部分を丸く削って溶接しやすくします。
この時点で後方に突き出した追加フレームがリアサス取付部に
がっつり干渉することが発覚。リアサスにも干渉するので
ノーマル位置でのリアサス取り付けが不可能になりました。
ドリームレボリューションさんがどうしているのかと
画像を見ると、絶妙なカーブを描いてリアサス取付部の裏側に
取り付けてあり、リアサス基部の補強も兼ねているようです。
やはり天才か…。
幸いスイングアームにCRF50用を使っているのでリアサスは
車体中央に配置することにして、フレーム側のリアサス取り付け部は
ばっさり切り飛ばしました。我ながら雑すぎて笑えます。
2本の曲がりパイプを繋いでいるパイプも邪魔なら切り飛ばしますが、
水平を出すまでは治具の役目を果たすのでそのままにしておきます。
2本の曲がりパイプが上から見て平行になるようにしましたが
エンジンが届くのが来週なので幅が合うかはまだ分かりません。
ズーマーのシートフレームを上下逆さまに使ったので
水抜き穴(?)は開け直す予定です。
エンジンハンガーを溶接する追加フレームの下部は2本の
メインフレームと平行に配置しましたが、ステップが付いている
パーツがメインフレームと平行でなく、やや前下がりなので
どちらに合わせるか悩んだ挙げ句、メインフレームと平行に
しました。どっちを選んでもハンガープレートのネジ穴位置で
エンジンの位置が決まるのでお好みだと思います。
応力的なことはよく分かりません。
会社の溶接機を借りられるタイミングが
2週間に1度しかない上に今週は大量発注のあった商品の納品と重なり
溶接機の近くに商品を置いてしまったため溶接機が使えません。
なので続きはまた来年。カレンの方をちょっといじるかも。