清田瑠依と酒場朦朧記(さかばもうろうき)Powered by Ameba -11ページ目

#54 京急蒲田「立ち飲みとっちゃん」

やっと酒場記事を更新するのですが、やはり「年またいじゃった朦朧記」、昨年9月のオハナシです。

「灯台下暗し」とはよく言うものの、通勤経路に「美味いホッピーが吞める」お店があった事を知ったのはつい最近の事。熱心な酒場関係のブログには頻出していたお店、京急蒲田駅西口柳通りにある「立ち飲み とっちゃん」さんを訪れた(コンのっち単独訪問)。

清田瑠依と酒場朦朧記(さかばもうろうき)Powered by Ameba-蒲田とっちゃん


清田瑠依と酒場朦朧記(さかばもうろうき)Powered by Ameba-飲み屋とっちゃん


残暑厳しい9月半ば。一杯目はフローズンホッピー(黒)。
「フローズンホッピー」とは、シャリシャリのシャーベット状にした焼酎をホッピーで割った飲み物。昨シーズンはこれを何杯飲んだであろうか?
そしてこちらのお店で供される焼酎は、ホッピーとの相性が無敵と言われる「キンミヤ焼酎」である。

清田瑠依と酒場朦朧記(さかばもうろうき)Powered by Ameba-フローズンとっちゃん

(「フローズンホッピー(黒)」395円)

そして、黒コショウたっぷりのマカロニサラダを、シャリシャリのホッピーで流す。

清田瑠依と酒場朦朧記(さかばもうろうき)Powered by Ameba-マカロニとっちゃん

(「マカロニサラダ」200円)

ちょうど立ち飲んでいたのが焼き台の前。大好きなカシラとつくねを1本ずつタレでいただく。辛し味噌が添えられた焼き物。つくねはモチモチとした食感がたまらない。
そして火照った身体もクールダウンした所でフローズンから3冷のノーマルホッピー(白)にシフトチェンジ。

清田瑠依と酒場朦朧記(さかばもうろうき)Powered by Ameba-串ホッピーとっちゃん

(「ホッピーセット(白)」395円、カシラ、つくね各1本80円)

ディスプレイされている赤いラベルのキンミヤが気になった。「焼酎なのか、日本酒なのか?」
店員さんに尋ねると「みりん」だそうだ。この日初めてキンミヤのみりんがある事を知った。

焼酎の中身(「おかわり焼酎」190円)をいただいて店を出た。
美味しいホッピーが楽しめる蒲田の立ち飲みを楽しんだ40分であった。

《今宵の句》

「赤電車 降りて汗ひく 凍り酒」(コンのっち)

清田瑠依と酒場朦朧記(さかばもうろうき)Powered by Ameba-俳句とっちゃん


《今宵の会計》
合計1340円

《店情報》
住 所:東京都大田区蒲田4-3-4

大きな地図で見る
TEL:03-3734-0709
営 業:16:00~23:00
定休日:日曜/祝日

《BGMはやはり♪Amos Milburn:Bad Bad Whiskey》


《酒場朦朧人推薦書》

吉田類の酒場放浪記 3杯目/吉田 類

¥1,575
Amazon.co.jp

吉田類の酒場放浪記 2杯目/吉田 類

¥1,470
Amazon.co.jp

吉田類の酒場放浪記/吉田 類

¥1,470
Amazon.co.jp

東京立ち飲み案内/吉田 類

¥1,000
Amazon.co.jp

もつマニア (ホピオシリーズ)/浜田信郎

¥1,365
Amazon.co.jp

CIRCUS (サーカス) 2010年6月号増刊 TOKYO 大衆酒場 2010年 06月号

¥600
Amazon.co.jp

古典酒場 Vol.9 (SAN-EI MOOK)

¥980
Amazon.co.jp

番外編 慶應連合三田会「塾員蔵」を飲み切る

昨日に引き続き、昨年の朦朧とした記憶を呼び起こしてます「年またいじゃった朦朧記」第4弾は、昨年10月のオハナシです。

10月某日、横浜、日吉の丘へ。「塾員」なんてという自覚も無いまま数年間を過して来たのだが、我が母校へ、酒を吞みに来た。この日開催された「慶應連合三田会大会」は、言わばホームカミングデー的なOBのための学園祭。目玉出店ブースは「慶應塾員蔵」。慶應出身の全国の蔵元さんたちが一同に介し、美味しい酒を供すという素晴らしい出店企画である。

清田瑠依と酒場朦朧記(さかばもうろうき)Powered by Ameba-慶應入口


清田瑠依と酒場朦朧記(さかばもうろうき)Powered by Ameba-慶應諭吉

(酒好きだった福澤諭吉先生も喜んでおられるであろう)

ワクワクしながら銀杏並木を通り抜け広場を見れば、一帯に日本酒ブースが並んでいた。

清田瑠依と酒場朦朧記(さかばもうろうき)Powered by Ameba-慶應広場


清田瑠依と酒場朦朧記(さかばもうろうき)Powered by Ameba-慶應酒樽


今回の出店蔵は22蔵。青森「桃川」、宮城「浦霞」、秋田「刈穂・出羽鶴」、山形「大山」、山形「東光」、福島「末廣」、群馬「分福・男一心」、千葉「甲子正宗」、神奈川「いづみ橋」、新潟「鶴齢」、新潟 「真野鶴」、石川「加賀鳶」、石川「手取川正宗」、長野 「若き血」、長野「スクウェア・ワン」、長野「真澄」、静岡「臥龍梅」、京都「玉乃光」、熊本「千代の園」、大分「西の関」、大分「八鹿・銀座のすずめ」、沖縄 「古酒くら」。

試飲用グラス、仕込水、パンフレットなどを入れるバッグがセットになった「利き酒セット」を購入し、全蔵制覇を目標に塾員蔵ツアーを開始。やはり起点は我が故郷、宮城県塩竈市の「浦霞」佐浦さん、「浦霞禅」から行こう。

清田瑠依と酒場朦朧記(さかばもうろうき)Powered by Ameba-慶應佐浦

(お世話になってる佐浦社長と)

22蔵制覇はなかなかハードルが高い。少なくても1蔵2種類から10種類くらい試飲が出来る。どの蔵元さんも後輩には非常に優しく、「少しで良いですから」と申し出ても、コップ並々と注いでいただけるものだから意気込んだウワバミ氏も次第と朦朧となって行く。

そんな中、しっかりと記憶に残っているのが、福島「末廣」末廣酒造さん群馬「分福・男一心」分福酒造さん大分「西の関」萱島酒造さんであった。非常に気になった酒ばかりだったので、改めて蔵見学にお伺いしてゆっくり飲みたい。

泡盛を飲み切ってやっと22蔵を制覇した頃、千鳥足で記念館に移動。「スカパラ」のライブを観る。スカパラと言えば、酒場ミュージシャン川上さんである。ライブが終わる頃には酔いは醒め、ホッピービバレッジさんの出店テントに。キンミヤ焼酎で供される樽生ホッピーは壮快、白黒ハーフにしてもらって目を覚ます。

清田瑠依と酒場朦朧記(さかばもうろうき)Powered by Ameba-慶應ホッピー


清田瑠依と酒場朦朧記(さかばもうろうき)Powered by Ameba-慶應キンミヤ


淡い期待を抱き、抽選会場に行ってみるとOGのアナウンサーさんたちが大活躍。

清田瑠依と酒場朦朧記(さかばもうろうき)Powered by Ameba-慶應アナ


その後中庭で先輩たちと寿司をつまみながらワインの瓶を次々と空にして、東横線で夜の街へ逡巡無く飛び込んだのであった。

《BGMはやはり♪Amos Milburn:Bad Bad Whiskey》


《酒場朦朧人推薦書》

吉田類の酒場放浪記 3杯目/吉田 類

¥1,575
Amazon.co.jp

吉田類の酒場放浪記 2杯目/吉田 類

¥1,470
Amazon.co.jp

吉田類の酒場放浪記/吉田 類

¥1,470
Amazon.co.jp

東京立ち飲み案内/吉田 類

¥1,000
Amazon.co.jp

もつマニア (ホピオシリーズ)/浜田信郎

¥1,365
Amazon.co.jp

CIRCUS (サーカス) 2010年6月号増刊 TOKYO 大衆酒場 2010年 06月号

¥600
Amazon.co.jp

古典酒場 Vol.9 (SAN-EI MOOK)

¥980
Amazon.co.jp

特別編 「吉田類の詩的表現力」総括

さて、昨年の朦朧とした記憶を呼び起こしてます「年またいじゃった朦朧記」第2弾は、昨年の10月から12月のオハナシです。今回も酒場で無くてごめんなさい。というか、もしかすると最も「酒場」的なオハナシかもしれません。

昨夏、新潟で行われた「菊水酒造酒育セミナー」でご一緒したお姉さまにナンパしていただき、10月から12月までの月1回第4土曜日に渋谷の東急セミナーBEで開講された、特別講座「吉田類の詩的表現力」に参加する事が出来た。
僕は今期が初参加となるのだが、テーマは「酒場詩人、俳人として活動する吉田類氏のことば・文章表現講座。その人の中にある、美点や感性、おもしろさを独自の方法ですくいだし、テーマは、秋の味覚や恋について。五感をふるいたたせて、言葉表現の世界を深く味わう」というものであった。

清田瑠依と酒場朦朧記(さかばもうろうき)Powered by Ameba-詩的表現


参加してまず驚いたのが、この講座の口開け?は、乾杯から始まるという事。
類さんならではの、菊水酒造さんの日本酒や、類さんプロデュースの芋焼酎「夢音」(丸西酒造さん)を、受講者同士コップに注ぎ合い、元気の良い乾杯から始まるのが定番の様である。

清田瑠依と酒場朦朧記(さかばもうろうき)Powered by Ameba-詩的酒


お酒を飲みながら類さんの地方ロケでのお話など聴いていると、徐々にほろ酔い気分に。緊張も解けた頃、類さんからお題が出る。10月はクリスマスにちなんだ俳句を添えてイラストを書いた。11月は昨年一番感動した事を端的にまとめて発表した。12月は季語「狼」で俳句を作った。ブログやツイッターで私的な文章を書く機会は多くても、五七五の17文字で何かを伝えるという事を改めてやったのは今回が初めて。そして、次々と発表される俳句を聴いていると、前の講座から引き続き参加されてる受講者の皆さんのスキルの高さにも驚いた。

そしてこの講座のもう一つのお楽しみは、2時間の講座が終わった後、類さんを囲んでの懇親会。
まず1軒目は渋谷の山家さん、鳥竹総本店さん、終電を逃してタクシー、新宿の川太郎さん、それから朝までカラオケ。初参加の10月は特に衝撃的で贅沢な懇親会となった。

清田瑠依と酒場朦朧記(さかばもうろうき)Powered by Ameba-山家


清田瑠依と酒場朦朧記(さかばもうろうき)Powered by Ameba-ルイルイ熱唱


12月は十条の田やさんで「酒場放浪記」の特番をオンエアで類さんの解説付きで見ながら飲むという、これまた贅沢な会であった。

清田瑠依と酒場朦朧記(さかばもうろうき)Powered by Ameba-パンシロン特別


(↓僕は無性にこれがやりたかったのだ。類さんありがとうございました)

清田瑠依と酒場朦朧記(さかばもうろうき)Powered by Ameba-放浪パンシロン


清田瑠依と酒場朦朧記(さかばもうろうき)Powered by Ameba-清田瑠依

(仕事で参加できず終いでいた、当ブログの片割れ、清田瑠依も混ぜていただいた)

僕は新参者なのに吉田類さんはじめ、受講者の皆さんから本当に親切にしていただき、頗る楽しい3ヶ月であり、やってはみたかったが垣根が高かった俳句に接する事が出来た有意義な機会となった。

そして今年は誘っていただいた、類さん主催の俳句愛好会『舟』へ飛び乗った。
初参加の吟行は先日行われたばかりなのであるが、その様子については後日ご紹介したい。


《今宵のBGM♪Amos Milburn:One Scotch, One Bourbon, One Beer》


《酒場朦朧人推薦書》

吉田類の酒場放浪記 3杯目/吉田 類

¥1,575
Amazon.co.jp

吉田類の酒場放浪記 2杯目/吉田 類

¥1,470
Amazon.co.jp

吉田類の酒場放浪記/吉田 類

¥1,470
Amazon.co.jp

東京立ち飲み案内/吉田 類

¥1,000
Amazon.co.jp

もつマニア (ホピオシリーズ)/浜田信郎

¥1,365
Amazon.co.jp

CIRCUS (サーカス) 2010年6月号増刊 TOKYO 大衆酒場 2010年 06月号

¥600
Amazon.co.jp

古典酒場 Vol.9 (SAN-EI MOOK)

¥980
Amazon.co.jp