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#56 新橋「吟醸バー汐留」

日本酒が恋しい季節。美味しい日本酒を求めて辿り着いたのがこちら「吟醸バー汐留」さん。
「日本吟醸酒協会」さんがイベント的なアンテナショップとして運営されている。
過去に麻布十番や東京駅で短期間だけ開催された時にお邪魔した事があったが、今回の「吟醸バー汐留」さんは2010年の11月22日から1年間と長期間の吟醸酒ブースとなる。

早速店内へ。こちらはチケット制。1000円で1100円分使えるお得なチケットを購入する。もちろん開催期間内であればチケットが余っても使えるし、「最後の1枚、1杯飲みたいけどどうしよう」なんて言う時には現金とも併用させてもらえる。

清田瑠依と酒場朦朧記(さかばもうろうき)Powered by Ameba-吟醸店外


清田瑠依と酒場朦朧記(さかばもうろうき)Powered by Ameba-吟醸チケット


カウンターの大きな冷蔵ケースには無類の吟醸酒たちが出番を待っている。
まず最初は「本日のきき酒セット(3種800円)」から。店長さんもカウンターの店員さんも快く撮影に応じていただいた。有り難い。

清田瑠依と酒場朦朧記(さかばもうろうき)Powered by Ameba-吟醸きき酒瓶

(「刈穂大吟醸(秋田/秋田清酒)」、「御慶事大吟醸(茨城/青木酒造)」「富久長純米大吟醸八反草50(広島/今田酒造本店)」)

ゆずの効いた地元宮城の「気仙沼産イカの塩辛(300円)」をつまみながら、吟醸酒を生意気にもきき酒スタイルでズルズルと流す。

清田瑠依と酒場朦朧記(さかばもうろうき)Powered by Ameba-吟醸気仙沼塩辛


冷えた冷蔵庫から暖かい店内に出されたお酒たちは、次第に素晴らしい香りを発たせ始める。おお吟醸香。
お店の方と日本酒についてあれこれ話していると、店長さんがおすすめのお酒を紹介してくれた。金賞受賞酒や門外不出の酒が並ぶ。その中から選んだのがこれ。

清田瑠依と酒場朦朧記(さかばもうろうき)Powered by Ameba-吟醸受賞酒

(「大観九席受賞限定大吟醸」(茨城/森島酒造)500円)

こういったお酒を安価で飲めるのも嬉しい。そして大好きなにごり系をリクエスト、時期早々という事でおりがらみを出していただいた。

清田瑠依と酒場朦朧記(さかばもうろうき)Powered by Ameba-吟醸御代桜

(「御代櫻純米吟醸おりがらみ」(岐阜/御代桜醸造)300円)

最後に選んだのはやはり地元宮城のお酒。今期からの参加という事である。

清田瑠依と酒場朦朧記(さかばもうろうき)Powered by Ameba-吟醸鳳陽

(「吟醸酒鳳陽」(宮城/内ヶ崎酒造店)400円)

日本酒好きにとっては、泣いて喜ぶ程嬉しく素晴らしいアンテナショップである。
1年間限定ということなので、新橋には社用でもちょくちょく来るし、通わせていただきたい。

吟醸酒を堪能した朦朧人は、この後、新橋駅前ビルの「こひなた」さん、烏森神社口の「焼鳥王将」さん、そして歴史ある素晴らしいバー「John Begg」さんで2軒3軒と言わずウワバンだのであった。

清田瑠依と酒場朦朧記(さかばもうろうき)Powered by Ameba-吟醸協会


《今宵の句》

「蔵元の 温もりが発つ 吟醸香」(コンのっち)

$清田瑠依と酒場朦朧記(さかばもうろうき)Powered by Ameba-吟醸俳句


《今宵の会計》
合計2100円(チケット割増分使用2300円)

《店情報》
住 所:東京都港区東新橋1-1-17 第一大鉄ビル1F

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TEL:03-6280-6607
営 業:月-金曜日17:00~23:00/土曜日15:00~20:00(LO30分前)
定休日:日曜日/祝日(2011年11月22日までの期間限定営業)

《BGMは月9だけに♪P!nk:Funhouse》


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#55 京成立石「鳥房」

やっと最近のオハナシを更新です。

今年二度目となる「宇ち多"詣」を堪能した。

$清田瑠依と酒場朦朧記(さかばもうろうき)Powered by Ameba-鳥房宇1 $清田瑠依と酒場朦朧記(さかばもうろうき)Powered by Ameba-鳥房宇2

その後、久しぶりに踏切を渡って「鳥房」さんにお邪魔した。
口開け前の15時半には既に列がなされていた。こちらも立石の人気店である。

清田瑠依と酒場朦朧記(さかばもうろうき)Powered by Ameba-鳥房看板


立ち並んでる時に換気扇から流れて来た揚げ鶏の香りに期待を膨らませる。ドアが開いてお座敷に通され、瓶ビール(キリンラガー大瓶550円)をいただいた。そして「鳥皮の煮込み」がお通しに供される。

このお店でのお目当ては鶏半身を豪快に揚げた「若鶏の唐揚げ」。こちらの値段は時価なのだが、この日の一番大きな鶏は630円だった。それを2つ注文する。
揚げるのに時間を要するので、待ってる間につまむ「鳥ポンズさし(530円)」をいただく。
唐辛子が効いた特性のポン酢ダレに、新鮮なたたき状のささみ刺。実はこの日初めて食べるのだが、ヒットだった。

清田瑠依と酒場朦朧記(さかばもうろうき)Powered by Ameba-鳥房ポン酢


20分程待つと「若鶏の唐揚げ」がやって来た。ここで恒例のご指導が入る。「ここをつかんで、箸で抑えて」と。おかげ様で、ものの簡単に食べやすく解された鶏を蟹の如く、無言で頬張る。
丁寧に揚げられた鶏を貪りながら、それをビールで流す。至福の時である。

清田瑠依と酒場朦朧記(さかばもうろうき)Powered by Ameba-鳥房から揚


あっという間に平らげ、外は未だ長蛇の列。ダラダラしないでお会計を済ませ、口のまわりをピカピカさせながら電車に飛び乗った。

《今宵の句》

「若鶏で 口光らせる 雪だるま」(コンのっち)

清田瑠依と酒場朦朧記(さかばもうろうき)Powered by Ameba-鳥房句


《今宵の会計》
朦朧と合計3000円弱(2人分)

《店情報》
住 所:東京都葛飾区立石7-1-3

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TEL:03-3697-7025
営 業:平日16:00~21:00/日祝15:00~20:30
定休日:火曜日

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特別編 句会「舟」高尾山吟行

気付けばもう2月。やっと今年のオハナシの記事を朦朧と更新。今回は1月上旬の事です。

吉田類さんにお誘いいただいた句会「舟」の高尾山吟行。今回が初参加となる。
天気にも恵まれ、続々と参加者の皆さんが高尾山口駅に集まった。それにしても高尾山の人出の多さにビックリ。電車が駅に到着する度、人が改札口から押し出される。

清田瑠依と酒場朦朧記(さかばもうろうき)Powered by Ameba-吟行高尾駅


清田瑠依と酒場朦朧記(さかばもうろうき)Powered by Ameba-吟行高尾案内


今回のルートは途中までリフトを使って、薬王院から高尾山山頂を経由し、城山茶屋で休憩し下山。
その途中で俳句の題材を探しつつの登山である。
最初に目についたのがこの「十善戒」。う~ん、耳が痛い。「今年こそは謙虚になります」って。

清田瑠依と酒場朦朧記(さかばもうろうき)Powered by Ameba-吟行十善戒


もちろん、薬王院にもお参り。もちろんお願いごとは「今年も美味しく楽しくお酒が吞めます様に」である。

清田瑠依と酒場朦朧記(さかばもうろうき)Powered by Ameba-吟行不動尊


清田瑠依と酒場朦朧記(さかばもうろうき)Powered by Ameba-吟行御神酒


そして山頂へ。一面、家族連れが美味しそうなお弁当を広げていた。10時から登り始めてちょうどお昼の時間くらいだった。そして見事な富士山を望む。

清田瑠依と酒場朦朧記(さかばもうろうき)Powered by Ameba-吟行富士山


今年の目標は「ダイエット」。先頭をきって無我夢中でアップダウンの山道を駆けた。
ダウンジャケットの下は汗だく、茶屋でのビールに期待が増す。
そしてやっと城山山頂へ。ここは東京都と神奈川県の境になるそうだ。
堪らず冷えたビールで喉を潤す。乾杯はその後だった。
各々名物の「なめこ汁」や「おでん」で冷えた体を温める。

清田瑠依と酒場朦朧記(さかばもうろうき)Powered by Ameba-吟行ビール


清田瑠依と酒場朦朧記(さかばもうろうき)Powered by Ameba-吟行類さん1


久々にこんなに美味いビールを飲んだ。仕事の後でもこんなに美味いビールを飲んだ事が無い。
そして間髪入れず、持参した木村酒造「秋田杜氏」の純米生貯蔵酒の栓を開けた。

清田瑠依と酒場朦朧記(さかばもうろうき)Powered by Ameba-吟行秋田杜氏


城山茶屋では「山族の会」の方々が我々を出迎えてくれた。詳細は「酒場放浪記」を参照の事。
新参者の僕も快く混ぜていただき、美味しい焼酎や手作りのおつまみをたくさんご馳走になった。

清田瑠依と酒場朦朧記(さかばもうろうき)Powered by Ameba-吟行山族


城山茶屋さんからご年始までいただき、1時間半程の休憩を経て下山。下山ルートは舗装された林道。既にほろ酔い状態であったので助かった。バス道まで出た所で朝のラッシュ状態の路線バスに乗車し、高尾駅、中央線で句会会場である吉祥寺に向かう。この電車の中で一生懸命、俳句を考えたがなかなか思いつかない。

あっという間に吉祥寺。公園口のいせやさんが今日の句会会場。投句の後、名物の焼きとんや焼売、豚しゃぶなどを囲んでの大宴会。フライングでホッピーを注文してしまった。

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清田瑠依と酒場朦朧記(さかばもうろうき)Powered by Ameba-吟行打ち上げ


宴は盛り上がり、今回初めてお会いする方や、北海道からおいでになった句会の皆様とたくさんお話させていただいた。僭越ですが、「蔵Tシャツ」もご紹介させていただいた。
あっという間に類さんの三本締めで句会は終了。泣く泣く別の酒席があり、二次会に参加できなかった事が悔やまれた。本当に楽しい1日であった。
誘っていただいた吉田類さんはじめ、句会「舟」事務局の伊勢さん、綾女さん、そして同席させていただいたみなさんに感謝感謝である。ありがとうございました。今後も宜しくお願い致します。

清田瑠依と酒場朦朧記(さかばもうろうき)Powered by Ameba-吟行類さん2


《今宵の句》

「黒兎 熱燗求めて 飛び跳ねる」(コンのっち)

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《店情報》
・城山茶屋
住 所:東京都八王子市裏高尾町1885-2

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TEL:042-665-4933
定休日:通年(土・日・祝 悪天候時休)

いせや総本店 公園店
住 所:東京都武蔵野市吉祥寺南町1-15-8

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TEL:0422-43-2806
営 業:12:00~22:00
定休日:月曜日

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