3年連続!!! SBC award 最優秀賞 受賞
SBC award 2016 全国No.1 最優秀ドクター賞 受賞
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SBC award 2014 全国No.1 顧客満足度 受賞
※ SBC award とは、100名以上のドクターが在籍する湘南美容クリニックの式典です。
 

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腫れにくい・バレにくい・戻りにくい 二重埋没法を目指して!

ドクター坂西により開発された 最新の二重埋没法

第103回・第104回 日本美容外科学会 で発表し大人気 クラッカー

NEWグランドループ法についてはこちらをクリック♪

 

 

 

こんにちは、坂西です。

 

初めての方は、こちらからご覧ください。

 ⇒ 総合案内

 

今回は、『グランドループ法(特殊埋没6点法)』 が

 

戻りにくい二重埋没法である理由についてのご案内です。

 

ちょっと長い文章になりますが、最後まであきらめずにお付き合いください!

 

まずは、通常の埋没法について説明していきましょう。

 

通常の埋没法は1本の糸で1点固定する方法 『1糸1点固定法』 になります。

 

従って、2点3点と固定する点が増えると糸の本数も増えていきます。

 

固定の方法には多少の違いはありますが、

 

概ね、イメージとしては下図のようになります。

 

<1糸1点固定法 術直後>

 

二重埋没法は時間が経つとラインが薄れる理由として

 

「糸が切れる」 とか 「糸がはずれる」 と表現する方が多いのですが、

 

実際にそのような状況になるのは、術後早期にラインが消失する場合のみで、大抵の場合は違います。

 

数年かけて二重ラインが薄くなる理由は、固定する糸が瞬きや擦ったり、コンタクトレンズの着脱など物理的な刺激により、糸が埋もれていくといったイメージになります。

 

<1糸1点固定法 数年後>

 

なので、基本的に二重埋没法に永久の効果は期待できません。

 

1糸1点固定法の最大の弱点は固定する糸ごとにかかる圧力が変わると、二重ラインが消えやすかったり、不整になりやすいことです。

 

また、固定点が多いほど、それぞれの糸に均一に圧力をかけて固定するが難しい方法です。

 

1点のみを考えると非常に簡単な方法ですが、良い結果を求めると非常に難しい方法になります。

 

この方法を改良した方法として、1本の糸をボックス状(ループ状)に固定する方法もあります。

 

<ループ状固定法>

 

この方法の良い所は、通常の 『1糸1点法固定法』 に比べ、糸の食い込みが起きにくい特徴があります。

 

しかし、皮膚が薄いと皮膚表面に糸を通すため糸が透けて見えやすいことと、糸の固定が緩すぎると糸のたわみが出来て凸凹しやすい特徴があります。

 

また、皮膚表面の糸の通し方が不均一だと短期間で二重ラインが消失しやすく、ある程度の技術力が必要で、まぶたの腫れぼったい方には不向きな術式になります。

 

 

次に、『数糸多点固定法』 についてです。

 

この方法は数本の糸をお互いに絡めたり、重複させることで二重ライン上で癒着を促し、二重ラインを長持ちさせる方法になります。

 

<2糸3点固定法>

 

上図では2本の糸を縦方向に3か所糸を通していますが、実際に糸を絡めて癒着が起きるのは1ヶ所(1点)になります。

 

切開法は二重ライン上で切開をし、その線上で癒着させ二重ラインをさせるのに対し、この方法では点で支えていることになります。

 

『1糸1点固定法』 に比べると点で癒着が起きるので、二重ラインはより長持ちすると考えられます。

 

こちらの方法も糸を複数本使用する方法なので、各々の糸に均等に圧力をかけるのが難しいというのも 『1糸1点固定法』 と同じです。

 

また、糸を絡めたりすることで、糸玉が目立ちやすかたり、腫れが長引いたり、ラインの食い込みが目立つ可能性がある方法です。

 

糸の絡め方によっては強い癒着を期待できますが、報告によっては抜糸が困難になり、修正し難いとのことで注意が必要です。

 

 

一方、『1糸多点固定法』 である 『グランドループ法』 は1本の糸を皮膚の6ヶ所に固定する方法になります。

 

<1糸6点固定法(グランドループ法)>

 

この方法は 『1糸1点固定法』 を単純に6倍した方法ではありません。

 

従来の二重埋没法は二重ラインを点で支えるのに対し、1本の糸を皮膚の下に6ヶ所複雑に通すことで、二重ラインを線で支えることが出来ます。

 

従って、『1糸1点固定法』 に比べ、糸が皮膚の中に埋もれにくい構造になっています。

 

より切開法に近いコンセプトの二重埋没法になります。

 

また、1本の糸なので6ヶ所各点にかかる圧力が均等に分散するため、より滑らかに自然な二重ラインをより長く維持することが可能なのです。

 

もし、抜糸が必要となった場合、1本の糸なので抜糸しやすいのも特徴です。

 

 

 『グランドループ法』 の二重ラインが消えにくい理由がご理解いただけましたでしょうか?

 

長文にお付き合い頂き、ありがとうございます。

 

 

最後になりますが、残念ながら二重埋没法には永久の効果は期待できません。

 

稀に二重ライン上で自然に癒着し、半永久的に効果が持続する方もいらっしゃいますが、あくまで稀にです。

 

二重ラインが消えたら、また手術すればいいじゃないか!

 

と言われる方もいらっしゃいますが、二重埋没法を繰り返し行っていると、瞼や眼球に悪影響が出る可能性が考えられます。

 

したがって、より長持ちする方法を選択して頂くことが、目にとって重要な事になります。

 

 

『1糸1点固定法』、『数糸多点固定法』、『1糸多点固定法』は便宜上、私が勝手に名付けた方法です。

 

一般的には使用されていないのでご注意ください(笑)。

 

 

<まとめ> 二重埋没法の種類

~二重ラインを固定する糸の本数と固定点の数による分類~

 

【1糸1点固定法】・・・多くのクリニックで行われている一般的な二重埋没法の術式。誰でも簡単に行うことが出来る手術ですが、各糸の緊張をバランス良く結紮しないと固定力が分散し、二重ラインは消えやすい。手術手技は簡単だが、しっかりとした効果を出すためにはある程度の経験や技術が必要。また、皮膚側結紮法で行うことが多く、糸を多く使うことで糸玉が複数ヶ所に出来るため、まぶたに凹凸が出来るリスクの高い術式です。

 

【数糸多点固定法】・・・限られたクリニックで行われている二重埋没法の術式。糸を絡めたり、重複させる事で癒着させ二重ラインを安定させる方法。1糸1点法よりは戻りにくいが、糸を絡めることで糸玉が目立ったり、各糸をバランス良く結紮しないと固定力が分散し、二重ラインが安定しなかったり、腫れが長引いたりする。また、抜糸が困難なこともある。確実に行うためにはある程度の技術力が必要になり、この術式を行っているドクターは限られている。

 

【1糸多点固定法】・・・グランドループ法(1糸6点固定法)で採用している術式。1本の糸で6ヶ所に固定するため、均等にバランス良く二重ラインを支えることが出来る方法。1糸1点法と違い二重ラインを点で固定するのではなく線で固定することが出来るので、より自然な二重ラインを作ることができ、非常に戻りにくい切開法に近いコンセプトの術式。確実に効果的に行うためには熟練した高度な技術が必要で、この方法を行っているドクターは限られています。

 

 

 

施術名:グランドループ法(特殊埋没6点法)

施術の説明:1本の糸で皮膚側を6点固定し、結膜側に糸玉を埋め込む二重埋没法。二重ラインをより強力に保持し、表面に糸玉が出来きない方法です。

施術の副作用(リスク):局所麻酔によるアレルギー反応、内出血、感染、腫れ・浮腫み、糸の露出・たわみ、引きつれ・ツッパリ感、異物感・違和感、左右差、二重幅の変化、二重ラインの消失・乱れ、眼瞼下垂などを生じることがあります。

施術の価格:198,000円~299,560円

 

 

 

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[2017.08.25 更新]