OM-1 mkII買っちゃいましたよ
75-300の望遠レンズと一緒に。気軽に持ち歩けて、三脚が無くても鳥が撮れそうなカメラという点でこれに決めました。
カメラ屋さんが「ボディがいいやつなんで、これにこのレンズっていうのはちょっと寂しいと思いますよ~」と言ってくれたけど、自分の生活に野鳥撮影が趣味として定着するかどうかも不明なのに高価なレンズは手が出ませんでしたよ。
まずは自分をこのレンズでお試し。
カメラが届いたら「初心者は水辺」とばかりに、まずは近所の野池に出かけました。カメラが期待通りに小さいし、レンズも換算600mmの画角があるにしては短くていい感じです。カルガモがいたので、まずは何も考えずに撮ってみて、鳥認識も機能してるし、大満足で家に帰ってPCで画像を確認しました。
あれ?なんかピント合ってない💦
相手が鳥なので、これが被写体ボケというやつか?
高いカメラ買ったんだからクッキリハッキリした写真が撮りたい。手振れはカメラがカバーしてくれているはずだから、被写体ボケさえしなければ。シャッタースピードは1/1000以上と心に決めて鳥探し。近所の山道を歩いていると15mくらいの距離にメジロ発見!慌ててカメラを構えるけど、小鳥は動きがはえ~。し、鳥認識はどうした!?機能しないじゃないか!え~!ってあたふたしているうちにメジロはどこか遠くへ行っちゃった。構図もへったくれもあったもんじゃない。これが野鳥撮影の現実か。
でもまぁ今回は1/1000だからね、と自信をもってPCで見ると・・・あれ、なんか、思ってたのと違う。なんか、羽根がベターっと、ピントが合ってるのか合ってないのか。
そっか、この日は天気が悪かったので光が足りなかったんだ。だから1/1000じゃ露光時間が短かったんだ。鳥は天気の良い日に撮ろう。
もう一回動きがゆっくりなカルガモでシャッタースピードの練習をしようと、野池に出かけていくと、のあ!あれはカワセミ!くぅ~遠い・・・30m以上あるか。なんだろう、かろうじて形と色分けが確認できる程度の写真。倍率は予想通りiphoneと単眼鏡セットを超えないな~。スマホすげぇな。そんでピントはやっぱり合ってるのか合ってないのか的な。腕か?腕なのか?
カルガモやカワセミと出会える野池がお気に入りポイントに。
この日はカモもカワセミもいなかったけど対岸に何かいる。撮ってみたらホオジロ。60mくらいあったのでこのくらい撮れてれば納得。
ん、ホオジロを撮っていたら背後から聞いたことのない声が。
なにコレ~誰ですか。
ガビチョウっていう特定外来生物らしい。ポケモンみたいに野鳥写真集めている自分にとっては嬉しいような、でも喜べないような、そんな写真になりました。なんか、この池はなかなかのスポットだ。
相変わらず羽毛はべたーっとした感じだけど、ブレずに撮れていることに満足。
期待値の低さが幸せだったスマホ
12倍の単眼鏡とスマホを組み合わせが、案外悪くなかったんだな~。スマホのフォーカス能力が優秀で、けっこう簡単にピントが合うんですよ。ピント自体、そもそもの甘さがあるのですが、なんというか機材の値段に対して納得できるんです。被写界深度が深いっていうんですか、だいたい鳥の全身になんとなく合うっていう感じ。
ただまぁ、単眼鏡とスマホがずれないように取り扱いに気を使ったり。何かのはずみでスマホが待機モードになったときに、スマホを縦に持ち直さないと顔認証が効かなかったり。パスワード打ったりしている間に鳥がどっか行っちゃったり。当然それなりの不便はあります。
それでも
これで
これが撮れるんですよ。個人で鳥の観察を続けるだけなら十分だったと思います。