屋根の雨漏りが見つけられない
挫折を乗り越え
今がある雨漏りの専門家の
札幌市手稲区の齊藤板金
代表齊藤宏之です
屋根の張替えの時には
ある程度の事は予想して
臨みますが、それでも
想定外のことが起きます
屋根を剥がしたら
また屋根があるならば
まだかわいいですが
今回はヒーターが設置してありました
ヒーターといっても
屋根版ロードヒーティングみたいなやつ。
1cmほどのパイプにボイラーで
温められた不凍液が流れる
ことで屋根の雪を溶かすもので
これに無理があったようです
この上から屋根の鉄板を
また重ね貼りしていました
屋根に乗ったとき
フワフワしていたのはこれが理由。
鉄板の下に隙間を開けパイプが
あったため、隙間の分だけ
たくさん動くことで
鉄板自体にも隙間ができ
（雪解けの雨漏り）
雨漏りへとつながっていました
本来なら一回鉄板を剥がして
新たに屋根の鉄板を貼る
作業の予定が
大きく変わります。
こうなると天気予報も
視野に入れ
追加工事になります
これに気付けなかった理由は
今回は元請けさんがいたことで
直接聞き取りが出来なかったこと
エアコンのカバーに隠されていた
融雪パイプに気づかなかったこと
そしてお客様自身でも
以前に何をしたのかが
わかっていない事も多いのです
例えばご主人が全てに
関わっていて、亡くなってしまったり
すると数十年前に塗装したとか
壁を張り替えたとか
いう程度のことしかわかりません。
工事の履歴が残ってないんです。
『こんなことやっておいたから』で
終わっていることがほとんどです
だからわたしたちは写真を撮り
工事の記録として残し
工事完了後には
お客様にアルバムとして
お渡ししています。
「そういえば」と思い出した時に
記録があることでメンテンスに役立ちます