2024年、年頭に思う | めめの犬小屋ーNYからほぼ毎日記

めめの犬小屋ーNYからほぼ毎日記

もしも可能ならば、 一日の終わりにビールでも飲みながら馬鹿話にふけりたい。そんな気持ちで書いてます。

2024年もすでに一週間過ぎましたね。年頭から暗いニュースが続いていてなんとなく手放しでおめでとうと言えない気分の中で私の2023年を振りかえり今後のことも考えてみました。

 

2023年は右股関節の手術を2回して悪性腫瘍と向き合った年でした。

 

2023年の夏は肺に転移をしていたら5年後の生存率が10%って可能性に直面していました。もともと”できるだけ長生きしたい”という希望は無く80ぐらいでさっくり死にたいと思ってたんですが、あと5年かもとなるとやはり焦りますね。特に次男くんがまだ13歳なんで5年だと大学に入るまで生きていられるかどうかって感じ。そうしてこの可能性を変えることが自分にはできないという事実。転移してるかどうか、病巣が切除できるかどうかは私のコントロールの範囲外だから。幸いにも肺に転移は無く、腫瘍もきれいに切除されたので5年生存率80%ぐらいまで持ち直しましたが。それでももしかしたらそんなに長く生きないかもという漠然とした予感のようなものは残っています。だから長男くん次男くんには言っておきたい事、教えておきたい事を後回しにしないでその都度伝えていきたいと思いました。あと、ありきたりですが家族との時間を楽しむ!ってこと。美味しいものを一緒に食べて楽しいこともできるだけ一緒にしたいね。

 

仕事を長期に休んで感じたことは、仕事ってホントに生活の大部分を占領するってこと。仕事をしないで本を読んだり瞑想したりしてるとすっかり忘れていたやりたかったことや仕事にかまけすぎてやらなかったことが浮かんでくる。1月2日からリモートで仕事に戻りましたが毎日やってくるメイルの量、出席してもあんまり意味のない会議の数々に、せっかく再び思い出したことややりたいことがどんどん遠くに追いやられるのがわかる。仕事人生初、本気で“リタイア“したいっと思うようになりました。でもリタイアするにはお金が要る、となるとあと数年は働かなきゃ、となるとやっぱり仕事気合い入れてやらなきゃってことで堂々巡りしています。もう少し時間をかけて仕事とお金の関係、考えてみたいと思います。

 

そんな年明けですが、皆様も2024年、健やかに幸せに過ごせますようにお祈りします。




休暇中でも見張りに余念の無い犬。