日系イギリス人作家、
カズオ イシグロさんのノーベル文学賞受賞、誠におめでとうございます!![キラキラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/088.png)
![お祝い](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/520.png)
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カズオ イシグロさんの名は私はどちらかというと映画で知ったお名前。
原作の映画は2作観ていて、
どちらも一度見たら決して忘れられないほど印象的でした。
作品の最後のエンドロールに
”KAZUO ISHIGURO”と出てくると不思議とゾクゾクしたものです。
20代のころ、
Actor's Clinicに通っていた当時初めて観た「日の名残り」はとにかく叙情的で、
文学的な美しさと繊細さに溢れた作品。
アンソニー・ホプキンスと
エマ・トンプソンの抑えた演技に、観ている方がザワザワと感情を掻き乱されるようで、大人の作品だなぁーと感激したものです。
一種の陰が漂う詩のような作品。
とにかくセリフも映像も美しい作品です。
もう一つ、
「私を離さないで」。
カズオ イシグロさんの作品とは知らずに数年前に鑑賞。
あまりにショッキングで衝撃的な内容だけど、少し靄がかったセピアっぽい印象の幻想的な映像が美しいので、一層辛い気持ちになる作品。
キーラ・ナイトレイを始めとする主演の少年少女たちの刹那な演技が素晴らしく、
なかなかハッキリとは語られないこの子たちを取り巻く環境の闇と謎が、
そうか…やっぱりそういうことなのかと、少しずつジワジワと観客に気付かせる演出になっていて、観た後の後味たるや何とも胸が苦しくなるキツい作品だった。
主人公の少女が佇みながら引き絵になっていくラストシーンは忘れることができないくらい胸に刻まれた。
最後の最後にカズオ イシグロさんの
原作だと知り、その幅の広さに驚きつつも、
重さ、
ある種の暗さ、
セリフより行間に隠れた感情
を大切に描かれたところは2作品共通。
恐らく2作とも原作を裏切らない文学的作品なのではないかと。
幼い頃よりイギリス
に住みながら、
![イギリス](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/359.png)
ご両親のポリシーで日本のスタイル
を大切に育てられたイシグロさんならではの感性が生み出した名作です。
![日本](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/355.png)
2作とも絶賛オススメ!
わたしも活字で改めて読んでみたい!![本](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/240.gif)
![本](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/240.gif)
いづれにせよ、
喜ばしいニュースです。![クラッカー](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/098.gif)
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改めて、
カズオ イシグロさん、
受賞、おめでとうございます!![キラキラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/088.png)
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