東京都庭園美術館へ。
白金台の森の中にひっそり
佇むシンプルな館。
美術館である前に、
1930年代~1947まで、
昭和天皇の伯父にあたる、
朝香宮鳩彦王家の
邸宅だった建物。₊(ˊᵕ͙ૣᴗᵕ͙ૣˋ)ˈ·˚*
今夏、
アールデコ様式を今に伝える
優れた意匠が高く評価され、
国の重要文化財に指定された
そうです。
実は、行くまで知り
ませんでした!(˵ ˃̶̀ε ˂̶́ ˵)ෆ⃛
玄関の扉はフランスの
ガラス工芸家ルネ・ラリックの
ガラスの彫刻で、
繊細で大胆で美しい!
この扉を開けて、客人を迎えていたとは!
ふぁ~、ステキ…!
建物自体は、当時の宮内省の建築、
庭園、土木などの設計管理を
全て担当していた組織、
宮内省内匠寮と、
フランス、アールデコの建築家、
アンリ・ラパンら仏の芸術家
たちの合作で建てられたそうです。
朝香宮殿下ご家族が
実際住んでいた個人の邸宅かと
思うと不思議な感じです。
今見るとむしろ新しい…!
アールデコと言うと、
華美なイメージでしたが、
どことなく和のテイストも
感じられて、曲線と、
ユーモアある遊びと、
日本的なミニマリズムが、
センスの良い色味と素材で
絶妙なバランスで融合して…、
とっても好みな落ち着いたレトロ感。
贅を尽くした…という印象はなく、
むしろ派手ではないのに
重厚感があり、
壁紙、窓枠、空気孔のデザインなど、
細部に至るまで昔の建物とは
思えないほど、
お洒落で遊びがあって、
建築の楽しさを味わったなぁ~!
写真の撮れるエリアは
限られていましたが、
妃殿下の寝室が1番好きでした。
あと、アロマ好きとしては
香水塔があったことに驚き、
ときめきました。✧*。(ˊᗜˋ*)✧*。
妃殿下がデザインのアイディアを
出された箇所も多いらしく、
建てられた経緯なども
親近感を覚えるものでした。✧*
とにかく居心地が良い空間で、
すっかり気に行ってしまった。
先日観た舞台「TOP HAT」と言い、
偶然にもちょっと
アールデコづいてる、今日この頃。笑
肝心の企画展は、スイスの芸術家
写真は禁止でしたが、この↓作品に
参加してきましたよ…。
HPで観ていたので、
お裁縫用に沢山とってあった
小さなキレイな丸いものを
ちゃんと持参して…。
テーマはジュエリー!
行かれる方は、
小さな丸いものを是非持って行って!
朝香宮殿下と妃殿下の寝室から
出られるベランダからの
庭園の景色は、
当時お二人が愛でた風景と
そんなに変わらないはず。♡*。+
何を想って庭の緑を眺めていたの
かなぁー。( ˘ᵕ˘ )
スゴいリフレッシュ!
またフラリと来たくなる場所が
増えました。