先週の金曜日は、今期第38碁聖戦 を制し防衛を果たした井山裕太碁聖の就位式と就位祝賀パーティーにて司会。
今年は3月に初の棋聖位を獲得したことで、史上初の6冠、
史上3人目のグランドスラムも最年少記録で達成!
そして10月に名人位を獲得したことで、史上2人目の大3冠と、
囲碁界に次々と新しい歴史を刻んだ井山碁聖。
大勢のお客様に囲まれ・・・特に今期は海外のお客様も井山碁聖のサインが欲しいと興奮されるなど、終始賑やかな就位祝賀パーティーでした。
これだけのタイトルを防衛したり、奪取を目指して戦い抜くのに、囲碁の世界では次の対局まで空く日にちが中3日、4日なんていうことも普通、普通・・・・。。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
物凄い体力と精神力で数時間も座ったまま闘い抜くのは、想像を絶する疲労があるはずです。
そういう意味では、プロ野球のエースの登板などで監督が「次は休ませる・・・」というコントロールがよくある一方で、棋士はすべて棋士個人の責任と計算で体調・気力管理をしなくてはならないという、
チームプレイとはまた違う厳しさもあるんですね。・・・・凄いなぁ。
勝っている棋士ほど、容赦なく対局のスケジュールが埋まっていくというしくみ・・・。( ̄□ ̄;)!!
そう思うと前人未到の同時7冠制覇の期待は、簡単に私たちが口には出来ないほど、
きっと大きなプレッシャーになっているだろうと思うのですが、これまでも多くの最年少記録を塗り替え24歳でこれだけのご活躍をされてきた井山碁聖にはどうしたって期待を寄せてしまいます。
井山碁聖、ごめんなさい!(^▽^;)
棋士という職業のご苦労を理解し合える伴侶・将棋棋士の室田伊織さんのサポートも得て、益々囲碁界を盛り上げてくれるであろう期待の星!!
前人未到の同時7冠達成!・・・・・私も囲碁ファンの皆さん同様、こっそり期待しています。笑
*日本棋院 第38期碁聖戦公式ページ ●