SR FI ミーティングで教えてもらったパーツです。
BORE-ACEさんのホームページの説明によると、
SRにもともと付いているオイルタンクに戻すための大きなポンプから少し分岐をとってヘッドに供給することで 常にオイルがヘッドに行くような仕組みです。
と、言う事だそうです。
ここ1年程はKEDO社のツインオイルラインを取り付けてました(その40)。
気に入っていたKEDO社のツインオイルラインなんですが、このオイルラインには強化オイルポンプを付けた方が良いそうです。なので、強化オイルポンプの購入を考えてたんですが、強化ポンプを取り付けるにはエンジンの一部をバラさないといけません。さすがにエンジンをバラすのはおっかないので、技術のないヘタレな僕は、BORE-ACEさんのツインオイルラインに交換する事にしました。
今回もネットで購入し、自分で取り付けました。
※ブログで紹介しておいてなんですが、取り付けは自己責任でお願いします。エンジンの大事なパーツです。取り付けに失敗するとエンジンを壊しちゃう可能性があります。
まずは、この1年間頑張ってオイルを供給してくれたKEDO社のツインオイルラインの取り外しから!ここのボルトを外して、
プラグキャップを外して横によけて、2箇所のボルトを解いて、
少量ですがオイルが漏れてきました ((((ノ゚⊿゚)ノ ダァ--!
撤去完了!オイルの熱で金属部分の色が変わってます!
説明書を見ながら、新しいオイルラインの取り付けを!
どうやら、取る付けには純正パーツの銅ワッシャーを数枚使うみたいです。
KEDOのオイルラインを取り付けた時に外してどこにしまったっけ…。
ガラクタ入れに入ってました(笑)良かった良かった。
※新品のワッシャーを使いましょう!
純正部品ナンバー「90430-14043」が2枚、「90430-08119」が1枚です。
で、ここにバンジョウを取り付けるのですが、
取り付け前に確認です。
純正銅ワッシャーをこうやって取り付けて、こんな組み合わせで取り付けます。
まずは先に、こいつをしっかりと取り付けます。純正銅ワッシャーを忘れずに!
続いて、バンジョウの仮付けを!取説では前側が「くの字に曲がったバンジョウ」、後ろ側が「内側に少し曲がったバンジョウ」となってます。
次にクランクケース側に、連結ボルトを10mm~12mmの長さが出るように取り付けて、
連結ボルトが動かないように六角レンチで固定しながら、アダプターを取り付けます。純正の銅ワッシャーを忘れずに!
しっかりと締め付け!
次にここのアダプターを外して、
狭い場所なのでレンチが上手く入らず苦労しました。
ヘッド部のバンジョウにホースを仮付けして、
ヘッドの後側からのホースの先にバンジョウを取り付けて仮付けします。取説ではFI車は「くの字に曲がったバンジョウ」、キャブ車は「ストレートのバンジョウ」となってます。
ヘッドの前側からのホースの先にもバンジョウを取り付けて仮付けを!ここのバンジョウは「外側に大きく曲がったバンジョウ」です。
ホースとホースが干渉しないように、バンジョウの角度がきれいに収まるように全体のバランスを調整しながら各ボルトを少しずつ締めていきます。
キレイにまとまりました!プラグキャップを取り付けて作業完了!
と言うわけで、
なんやかんやで1時間以上かかりました。
(υ´Д`)アツー
やっとこさエンジン始動!
エンジンから聞こえる「シャカシャカ♪」と鳴るメカノイズが小さくなった気がします。
スケルトン・タペットカバー(その55)でオイルの流れを確認!
前よりも、エンジンの始動からオイルが飛び始める時間が短くなった気がします。
飛び散るオイル量も増えた気が!?
近所を試運転しましたが、オイル漏れや異音などの異常は無し。
トルクがアップすると聞いていたんですが、ちょっとだけアップしたような!? 気がします。試運転ではわからへんなぁ…。
ツインオイルラインの装着で今までよりもヘッドにオイルを供給できるようになり、エンジンが焼き付いたりする心配から開放されました。
まだまだ続く暑い夏も安心して走れます。
追記:
取り付けてから約1ヶ月経ってからの感想です。
ちょっと走っただけでは気づきませんでしたが、
以前より、エンジンから聞こえるメカノイズが静かになりました。
あと、加速時の立ち上がりが速くなりました。1速から2速、2速から3速~と、ギアを上げるタイミングが以前より早くなりました。
エンジンの潜在能力が引き出された感じです。
と、言う事で、前より乗りやすくなりました!
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