幸せにはなれない | 早紀のブログ

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出逢ってお年寄りになっているビジョンが

この人と見えた。

目と目で会話しながら
ゆっくりと手を繋ぐ未来像が

でも、それは私ではなかった。
私によく似た人だろう。

とてもほんわかとゆっくりと歩いていた。

あぁ、幸せになったんだね。
よかったと


婚約して
婚約者の家に引っ越しを

正直悩んだ。
思春期の男の子がいるからだ。

彼に何度も確認をした。

子供が一緒に住みたくないと言い出しても
早紀を追い出す事はしない。
ここが早紀の実家であり
居場所だと

何度も何度も確認して
何度も答える彼を信じて覚悟を決めた。

隣がご両親だというので
介護しやすいなと安堵してた

音がわからないということは
生活音がわからないということ

うるさいと苦情を昔は受けた。
でもなにがうるさいのか?
全くわからなかった。

うるさいしか言わないから

そして、追い出される。

引っ越しは8回はしたかな

彼の家に引っ越す前の家は20年も
市営住宅だ。

収入に応じて家賃が決まる。

だから住めた

両親もいないので
部屋を借りるにも保証人はいない

保証人制度もあるけど
お金はかかるし、それでは良いところは借りれない。

ずるずると来ていた。

彼の家に行く
それは喘息持ちでもあり
めまいと戦っている私にとっては
病院を変えなければいけない
探さないといけない。
そして
簡単に友人と会えない
行きつけのお店とも

彼は大工なので
何か起きたら
彼を食べさせなければいけない
つぶしの効かない職業だ。

そうなると息子さんの
修学旅行積立、キャンプなどなどの
お金も
母親のところにいる
彼の娘が結婚したら
結婚祝いのお金も家具も必要だろう。

どうやってやりくりを?

なんとかなるかな



さてさて仕事も手段を講じて3年近く頑張ったけど
意味なく
転職をしようかな
精神的にこれ以上病むくらいなら
コロナでみんなマスク
かなり疲れた。
転職の手続きをし始めた。
ハローワークで登録を
他にも登録して
面談をと

でも、彼のおかげでなんとか
余裕はないけど
心はだんだん落ち着いてきて

友人に彼を嬉しくて紹介しまくり

先日は
幸せですと発言した。

やっと生きてていいんだと
そう思った。

彼の家に帰ったら

早紀、出て行ってくれ
もう無理だ
子供も一緒に住みたくないと言ってる

あの約束は
早紀の実家だと言ったあれは

なんで?
私の障害者賃金で
民間の部屋を借りれるのだろうか?
市営はなかなか当たらない

なんで?

なんで??

突然の婚約解消

突然住むところが無くなった

住所不定に


親に虐待されてる子供は幸せになれない

なんてことあるかぁと
なんとなく踏ん張ってた

今回で
私は一生幸せになる事はないんだと
理解出来た。

彼の隣に居た女性は私に似ていた人だったのだ。
ふんわり微笑みあっている
手を繋ぎながら

よかった
彼は幸せなんだ。

もういいよね
もういいんだ

また心が閉ざされる。

今は部屋が決まるまで
うわべでの付き合いを楽しもう

もういいよね。

彼に憎まれて
嫌われて

引っ越ししたら
そこで終わり

表面だけでも
仮面上で

もういい。