人を切り捨てるという勇気 | 早紀のブログ

早紀のブログ

ブログの説明を入力します。

今日は何年か振りの人に予期せず・・出逢った。


三年前に私が一方的に縁を切った当時高校二年生の女の子だ。


その子の親には最近会うようになった。


「何故?あの時、あの子を切ったんですか?」


実はその女の子に会ったのは彼女が中学二年生の時。

中学三年生の時に自殺を図り、決算期間中の私に呼び出しの連絡があった。


親子の関係が上手くいっていなかった。

親が決めたレールに子供を無理やり歩かせていた。

自立心も向上心も無い彼女が取った道は自殺だった。


高校では留学コースを薦めて親との距離を置いてみた。

留学行く前に、親の愛情という土台を作る必要があった。


母親も精神が不安定な状態で、父親は悲鳴をあげたくても頼れる場所が無い状態だった。

娘もどうしたらいいか分からない状態だった。


私自身が親との関係が全くだけど、救いは親が彼女に対しての愛情のかけ方を

間違えているだけだった。

家族同士の愛がそこに存在していた。


それが私を動かしてくれた。


この家族に、今でも感謝している。

家族の愛というのを私に見せてくれたから。



何故切ったのかという話をやっと出来る時期が来たのだと思った私は先日、お話を致しました。


彼女は友達の約束より、私に逢う事を優先していたからだった。


学生時代の友達との関係はその時期にしか出来ない

そして、彼女には大きな世界を見て欲しかった。

色んな可能性を秘めている彼女だからこそ、羽ばたいて欲しかった。

私という狭い世界に居て欲しくなかった。


切るのはとても勇気がいった。

それだけ私はこの家族が大好きだからだった。


そして、今日、予期せぬ事が起きた。

彼女が私の前に現れたのだ。

大学行きながら夢や希望沢山抱えて、地道に努力して実力を蓄えて自信を持っている素敵な女性になっていた。


泣きそうになったけど、我慢した。


私は彼女の笑顔で救われました。

有難う。