罪深き想いでも
とまることのない血の流れに誘われ
駆り立てられた命に流血を染み込ませて生きてきた
誰とも会いたくない日も分かち合うことを望んだ
ふれられたくない昨日ばかり増え 優しい声にさえ心を閉ざして
傷つける怖さにも愛する不安にも勝てなくて
心だけ彷徨っていた そう あなたの涙に触れる日まで
もう十分傷ついたように思うから
嫌でもあなたを傷つけてしまう
それでもその手を離したくなくて
もしかしたら私達はわかりあえないかもしれない
時々はお互いを傷つけあう
どこかに一人の自分を隠しながら
だけど
それでもあなたを愛している
だから私を信じてくれないか
溶け合えない心でも
求める心に嘘をつかないで
小さな希望でも 二人で守って生きれたのならば きっと
あなたにつけられた傷も 私が流させた涙も
何時か愛おしく振り返れたなら
それでいい
命をわかちあおう いつの日も いつまでも
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命の理由
さぁ 手をのばして 共に生きよう
悲しみの中でも僕らは生きてきた
問いかけてほしい 命の理由を
小さな想いでも消せない炎になる
この心に刻み込まれた傷跡は
探し求めている 解き放たれる日を
かざした光 それだけを頼りに
赤く色づく血の心は 痛みに叫ぶほど
求めている あなたの声を
抱きしめている 愛した記憶を
血にまみれたとしても 消えない光がある
愛している あなたのことを
罪に汚れたとしても 純粋な瞳のままで
夢見た明日が絶望につづられても
流れた血の涙を守るために生きればいい
愛してほしい 命のかぎりに
やがて散りゆく命でも残したいものがある
囁いてほしい 愛の言葉を
たとえ離れたとしても消えない想いとして
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声
かすれた声でも 小さな想いでも
風にのせて 哀しみの記憶へとよせて歌う
涙に愛を 優しさを時に流して
救われなかった日々の嘆きを
抱きしめてはあげられないけれど
彼方からの光と 背後でむせび泣く影が
何時かまじわるのなら
暖かな手で 美しい花を
歪めた愛の記憶を もう一度
染みついた血の記憶
赤い花びら舞う あの日の記憶
もう泣かなくていいと言えたなら
空にのばした手を 冷たく濡らした雨
凍えきった想い
もう一度歩いてくれないか
誓いにも似た小さな光と
微かな声が届くなら
囁いてほしい 明日を祈る言葉を
二つの声が何時か巡り会う日へと
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