みなさんこんばんは
Good News and Companiesの崔真淑(さいますみ)です
今回は、昨年秋に、あるエコノミストの方と為替の話をしたことを思いだしたので、そこで学んだことや気付きを書いてみようかと思います
*昨年秋の私の為替予想
某マネー誌で、2013年の為替相場予測を為替相場を書かせて頂きました。その時、対米ドル90円突破は現実的な数字だと書かせて頂きました。結果的には当たったのかもしれませんが、相場というのは政治や政策の変化でいくらでも変わるものですからね…が!あまりに90円台突破がはやすぎるやろ!と、ツッコミを入れたくなる為替の動きです。
*その時にお話しをしたエコノミストとの会話の中で
為替予測には、いくつかのアプローチがあります。機関投資家のポジション動向、各国の金融政策の動向…と、その時に相場が何をテーマにしてるかを考えることが中短期予測には必要だと私は考えています。ですが、やはり長期予測にはファンダメンタル(特に購買力平価を企業物価水準OR消費者物価水準かなど)を私は重視しています。そんなような話を、あるエコノミストの方にお話しをしました。その方の相場予測も私と同様の意見だったのですが、そこで驚いたのは、「まぁいっても100円だよね。たいした円安じゃないよ」という発言でした。
*人によって円安の定義は違う
私は、トレーダーをしていたこともあってか、ボラの低かったドル円で1-2円動くとヒヤっとします。なので、上記の発言は衝撃でしたし、立場による違いがあるのだなと考えさせられました。なぜなら、短期的な動向よりも、経済にどう影響があるかを調査するのが、彼らの仕事だから…
そこで、思うのは為替などの相場予測をする上でも、誰かしらの意見は参考にするはずです。だからこそ、参考にする方の、仕事の目的や意義を踏まえて意見を汲み取らないと、情報をミスリードすることがあるのかもしれませんね。
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崔真淑/さいますみ