こちらの続きです。
土曜日。(本来なら帰るはずだった日)
レンタカーを返してラピッドシティ空港のチェックインカウンターにいくとほぼ人はいませんでした。
わたしたちが乗る予定の飛行機は午後2時過ぎ発でしたが、まだ表記はon timeでした。
ほどなく乗客らしき人たちがチェックインカウンター周辺にきました。
どうやら、わたしたちが当初乗るはずだった、朝6時発の飛行機がキャンセルになった模様。
こちらは、機体はあるけど天気で飛ばなかったパターン。だから、6時発のに今日乗る予定だった人はそのまま明日に同便にて振替ますよ、と言われていました。
そしてわたしたちが乗る予定の飛行機は機体さえ来ていない。この天気で機体がラピッドシティまで来るなんて、、ある筈もなく、わたしたちの乗る便も欠航が決まりました。
すなわち最低でも帰るのが1日延びたわけで。
そこからはいかに早く帰れるか、を考えないといけません。
もともとラピッドシティ空港は大きいものではないので便も少ない。
だから、ラピッドシティ発を待っていてはいつになるかわからない。
旅行会社の方からの連絡で提案されたのは、ラピッドシティから車で約5時間半ほどの、アバディーン空港発ミネソタのミネアポリス行きに乗り、そこから帰るという案。
旅行会社の方は、翌日日曜日のフライトを行ってきましたが、この吹雪の中、また車の運転はあまりにリスキー。
天気を見ると、日曜日からは吹雪も収まっているようなので、日曜日にレンタカーを借りて、ラピッドシティからアバディーンに行き、そして月曜にアバディーン→ミネアポリス→家、という形で飛行機に乗る、ということになりました。
となると、必要なのはこの日土曜日に泊まる宿、そして、宿に向かう足の確保。
なければ空港泊で翌日空港からレンタカーを手配。そしてアバディーンに向かう、ということに。
先にやるべきは空港からホテルの足確保。
ラピッドシティ周辺には空港とホテルを結ぶシャトルバスが出てるホテルが結構ありましたが、この雪でどこもシャトルはやってないと。
そりゃそうだ。
そして希望は、空港出口にカウンターがある、ラピッドシティシャトルというシャトルの会社。その時点では誰もいませんでした。
何時間か待ちました。
その間に返金不可ではありましたが、宿を念のため押さえました。子ども四人空港泊もきついと思ったもので。
すると、雪だらけの男性がカウンターへ。
ラピッドシティシャトル、やっていた!
わたしたちの他にもシャトルを使いたい人はいたので、割り込みなど気をつけながら、行きたい場所をつげました。
すると日本人らしき男性二人も同じホテルの行き先を告げていたので、彼らと同じです!こちらは子ども四人、大人二人、だからトータル八人、乳児含みます!と伝え、シャトルの男性は、わかった。ただ、待ってくれ、と言っていました。
同じタイミングで、マウントラシュモアに行きたいという方がいました。この吹雪の中。。

シャトルの男性は、少し大きな声で、行くぞ、ただ5分のところが25分かかるような状況でそれでもいいならな、という感じで言っていました。
そしてその男性は、わたしたちと日本人男性二人がいくホテルとは別の場所、もしくはラシュモア、、にむかったようでまたシャトルの窓口に誰もいなくなりました。
しかし今回は割と時間を開けずにまた別のドライバーさんが来ました。
が、このときは航空会社のスタッフが中心になり、またも乗れず。
念押しで、◯◯に行きたいです!六人です、乳児含みます!とその方にいうと、後で!待っていて、と言われました。
それから先が長かった。
ホテルで寝るのは無理で空港泊かなと思いました。
ドライバーの方も、待ってて、と言いながらも、外はすごい吹雪。もう仕事を切り上げたとしても攻めれるような状況ではありません。
二階に割とくつろげるソファがあったので寝床を確保したり、、していたら、長女が、あ!と言いました。
さっきいた運転手の人だ!トイレに行ったよ
え!シャトルまだやってた!?
4に続きます。