最近はあまり公言していないのですが、

私は長年

「ブックライター」という仕事をしています。

 

ブックライターというのは

著者に変わって書籍を書く仕事。

 

その昔は「ゴーストライター」という

言い方もしましたが、

オバケじゃない、

ちゃんとした仕事です。

 

 

実用書やビジネス書の場合、

著者は会社の社長や

コンサルタントといった

多忙な方が多いのですが、

 

そういった方の負担を減らしつつ、

彼らの英知を分けていただくために

私たちブックライターがいる

と考えていただけると嬉しいです。

 

 

 

今、とある本のライティングを進めており、

「念校」という、

最後の校正作業に入っています。

 

 

300ページ近くの試し刷りを

一言一句チェックしていきます。

 

 

念校にいたるまでの

資料の数々。

 

同じ紙袋もうひとつ分あります。

 

これでも、最近は

オンラインデータが増えたので、

紙の資料は減ったほうなんです。

 

出版業界に関しては、

なかなか「エコ」とはいきませんね。

 

 

 

ところで、よく俳優さんに関しては

「憑依型の俳優」だったり、

「日常と作品を分離できる俳優」

という表現をしますが、

 

私はおそらく、

憑依型のライターだと感じています。

 

今回の著作は

東日本大震災の話があり、

そこを書いている時期は

日常生活にまで

重たい気持ちを引きずっていました。

 

震災後の数年、

復興の時期のあれこれに関しても、

心えぐられるような取材が続きました。

 

復興シーンだけでも、

関係者10名弱のお話を聞きました。

 

結局は大きく削除となったのですが、

かなりディープな話を聞き、

それを文章に書き続けることで

私の心も強く影響されていたようです。

 

その時期に書いたブログを読み返すと、

乱れているな~なんて感じます。

 

 

でも、最後の

ゲラ(試し刷り)のチェックに入ると、

この仕事のやりがいや満足感を

得ることができるんですよね!

 

 

朝倉真弓の

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ただ、思うところがあり、

今回の書籍で

一度ブックライターの仕事を

離れようかと思っています。

 

ご依頼があれば続けますが、

少し自分のやりたいことを

優先させてみようかな……と

考えています。

 

ちょっと心を痛めたことも

影響しているかもしれません。

 

心のリハビリをして、

また書きたいと思ったら

復活するかもしれません。

 

いずれにせよ、

この本が完成するまで

もう一息!

 

最後まで気を抜かずに頑張ります。

 

 

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