18歳から27年間続けてきた白髪染め
45歳でやめました。
 

~言葉の力であなたの背中を押す~

朝倉真弓です。
 

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否定形は使いすぎると

効果が薄れる。

 

否定形をさらに否定する文章は

誤解を生むからダメ、絶対!

 

 

……ライターのひとりごとです。

 

 

 

先日、こんなタイトルの記事を見ました。

 

 

「献血は不要不急ではない」

 

サラっと読んで

一瞬で意味が分かりましたか?

 

私、ちょっと戸惑いました。

 

「不要不急ではない」……

……ああ、「必要緊急」ってことかと。

 

 

ニュースのタイトルであるのなら、

 

「献血は必要緊急である」

 

って書いたほうが、

素直に切迫感が伝わると思いませんか?

 

 

 

今、「不要不急」という言葉が

まるで流行語のように使われているけれど、

否定形は上手に使わないと

効果が薄れてしまいます。

 

 

たとえば、子どもが道路に飛び出した場合。

その瞬間は

 

「渡っちゃダメーーーーーっ!」

 

と、最大限の否定形で止めるべき。

 

でもこれは、緊急時だけ。

日常のときは、

 

「左右を確認しないで渡っちゃダメ」

 

というよりは、

 

「左右を確認してから渡ろうね」

 

と教えますよね。

 

毎日「ダメダメ」言っていると、

いざというときの

「ダメ」の効力がなくなります。

 

大人に対しても同じこと。

 

「不要不急の外出はダメ」……。

聞き飽きちゃったという人も多いのでは?

 

 

 

以前、とある入会案内を見て思ったのですが、

 

「○○を了承いただけないと入会できません」

 

という伝え方と、

 

「○○をご了承いただけましたら入会できます」

 

という伝え方とでは、

緊迫度の伝わり方が違うなと感じました。

 

上は「絶対ダメ」という気持ちが伝わってくるし、

下は、もうすこしマイルドに伝わりますよね。

 

そのぐらい、否定形というものは

強い印象を与えます。

 

 

 

でもって、

この否定形をさらに否定するっていうのは、

言葉遊び以外では

絶対にやってはいけないと考えています。

 

・思わないわけではない⇒思う

・驚きを禁じ得ない⇒驚いた

 

そして、

・不要不急ではない⇒必要で緊急である

 

 

エッセイなどで、

感情が右へ左へと揺れるさまを

あえて表現したいのならいいけれど、

 

ニュースの言葉、

ことにタイトルの言葉であるのなら、

 

・分かりやすさが第一!

・誤解を生まない表現がマスト!

 

だから、

 

×「献血は不要不急ではない」×

 

○「献血は必要緊急である」○

 

じゃないのかな~などと

思わないわけではない朝倉なのでした(笑)

 

 

みなさんはどう思われますか?

 

 

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