皆さん、こんにちは
志水製畳店です
梅雨明け間近ですね!!
さて、熊本八代1日目の午後から見学させて頂いたのは
『い草泥染め』
『乾燥室』
『い草苗畑』です。
お世話になった農家さんは
当店でも取扱いしています
畳表にお茶の抽出液を、表面加工することで
天然の抗菌・消臭効果に優れている
【カテキン表】を生産されている
深川さんです!
お忙しい中にもかかわらず、大変親切なご説明をいただき
心より感謝申し上げます。
まず、『泥染め』とは?
刈り取られたい草は、その日のうちに
水でついている泥を洗い流し
い草独特の色、香り、光沢を出すため
天然染土を使って泥染めを行います。
その後、乾燥機で乾燥させます。
時間がたって、乾いてくると
染土で白くなってきます。
ここで、染土って何?
って思われている方も多いと思いますので説明します。
染土は、淡路島産や広島産の良質の天然粘土が
使用されています。
染土で泥染めすることで、表面をコーティングし
均一に乾燥するように手助けします。
また、茎表面の緑葉素の酸化を防ぐので
青く新鮮な状態を長く保つことができます。
畳表独特の香りも、染土を使うことで、生じます。
この泥染めが終わると、い草を乾燥させます。
60度で、15時間~16時間乾燥させ
最初は換気しながら、水分をとばしていき
最後は閉めきって、いっきに乾燥させるそうです。
次に、見学したのが
『い草苗畑』です。
先日UPした
【熊本畳表!い草の故郷!八代】熊本県八代市に産地見学に行ってきました《パート1》
http://ameblo.jp/saikyotatami/entry-12050455019.html
では、い草田んぼの様子を紹介しましたが
い草は、苗を株分けして増やすので
最初は畑に植えられています。
それを、8月に苗を掘り出し水田苗床に植え付けします。
それを11月下旬に掘り出し、本田植え付け用に根切り
株分け(い苗割り)の調整をします。
その後、12月上旬に田んぼに植え付けれれます。
田んぼに植えられる前にも、手間暇をかけ大事に育てられて
いるのだと感じました。
次のパート3では、見学二日目の模様をお伝えしますので
お付き合い宜しくお願いします。
最後まで読んで頂き有難う御座います。
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志水製畳店 蓮田屋
厚生労働大臣認定 畳製作一級技能士
埼玉県技能士連合会主催
2013彩の国技能まつり競技大会畳製作
最優秀賞『埼玉県知事賞』受賞
四代目 志水 富幸
本町本店
さいたま市岩槻区本町3-12-14
tel;048-756-1568
西町工場店
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