私はマックに休憩しに行った時にブログとか見るんだけど
この記事に凄く共感したので紹介したくなった
エックハルト・トールも以前から携帯についての苦言を言ってるし
そもそも、まだ携帯が無い時代から
テレビは「集合的な思考」と繋がるのであまり良くないと言ってたけども
「今は昔に比べると便利になった」
これをエックハルトの言う「悟り」的に突き詰めますと
実は「思考に没頭する時間が増えた」という事なんですよ。
つまりそれは「苦が増える」という事です。
例えば昔は掃除機なんか無かったから
「掃除」という「行動」に意識が集中してた訳です。
何だかんだ思考しながら(思考に没頭しながら)掃除するよりも
身体を動かす事に意識を集中した方が効率は上がりますよね？
それは「悟り」の状態に近いんです。
んじゃ「デジタルの発達してない昔の人は悟りに近かったのか？」というとそんな事は無く。
「知性の発達と共に苦しみも増える」
だから「人の人生は、すべての生命の中で最も困難」とエックハルトが言う理由です。
これは人の、子供から大人になる成長過程を考えればわかります。
(全ては相似形なので)
子供の頃は、知性が発達してないから呑気に遊んでいられます。
ムズカシイ事はわかりません(笑)
しかし大人になる、知性が発達するにつれて
複雑思考が出来るようになると共に様々な事が出来るようになります。
それと共に、苦しみも増えます！
ですが、それによって精神的な成熟が起こるのが自然の摂理です。
そして肉体の老化と共に苦しみもさらに増えるからこそ、精神的に「深められ」
それによって思考もクリアになり(だから昔はそのような老人は賢者とされた)
「在る」(悟り)に近付いていくのが自然の流れなのですが
昨今は社会的に「老いても元気に！若い頃と同じように！」みたいな観念があって
「精神的に深まらない」事を、「精神的に若い事」だと誤解している方も居たりもしますが
それも「人類全体を一つの生命体として見た時」には、「ある成長段階」なのでそれでいい訳ですけども(なので全ては完璧)
なんか脱線したような気もするんで話を戻して
私も殆どニュースを見ません。理由は単純に「見てる時間が無いから」で、作品を作ったり、本を読んだり、YouTubeでエックハルトの動画とか自分が見たい動画を見てると(ニワトリ動画とか動物系が多い)ニュース見てる時間が無くなるからです。
たまにテレビで見たい番組ある時はテレビ見るけどそうでない時は見ません。
ニュースはヤフーニュースの見出しとかで確認するくらいです。
しかしですよ、ここでこういう記事を読んだからって
「じゃあニュースとかSNSを止めるのが正しい事なんだな」
とか思っちゃダメです！
上記に紹介したブログの方の言うように
自分が主体的に取捨選択する事が大事です。
ちなみに、特に悟り系の本とか読んで
「私はいない、行為者が居ないんなら自分の選択なんか無い」と……
まぁ昔の私は思ったりしたモンですが
本当の「あるがまま」とは「選択が起こる事すら、あるがまま」ですので、
つまり「選択」はあります。(言葉で表現することの難しさよ)
簡単に言えば「本来の自分は何を望んでいるのか」に忠実になるって事です。
例えばですが
動物は、嫌なエサは食べないし、食べたいエサは食べますわな。
しかし知力の発達した人間は、嫌なモンでも食わねばならん、となったりするし
「これは皆が美味いと言ってる有名なラーメンだから嫌でも食わなければ」とかなります。
ただ「これは皆が美味いと言ってる有名なラーメンだから嫌でも食わなければ」
というのは「単なる思考」であって「真実」ではないです。
それを「絶対の真実だ」と決めつけるからこそ「選択が出来なくなる」のであり
「単なる思考だ」となれば「選択が出来るようになります」
どういう選択するかは個々人次第ですけども
「本来の自分」が「苦」を選択する訳は無いんで
本質的には「楽」な選択が浮かぶと思います。
ただし、例えば「ニュースを見ないとダメ人間になる」とか信じ切っている場合には
「ニュースを見ない」という選択は「苦」になるかもしれません。
過去の私が「作品が認められないと意味が無い」とか信じていて
苦しみながら必死に頑張ってしまったように！
んでもその観念が無くなってしまうと「作る事が楽しい！」
「サイトに載せる事そのものが楽しい！」で
「作品を作る事」「ネットに出す事」そのものを楽しめるようになります。
ただまぁ「作品が認められないと意味が無い」というトラウマ観念を払拭するには
相当「痛い」経験が多々必要だったので、観念を変える事の大変さも分かるけど！