思考は止めなくていい | 原初の星の物語

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オリジナル作品「紺碧の採掘師」のブログ。更新情報など。

なんか、ふと突然書きたくなったので謎めく事を書こう。

今日はちと短めです。

 

よく悟りに興味持った人が「思考を止めよう」とするけど

(…って私が昔はそうだったんだよ)

 

少しでも悟りの理解が深まった人なら分かると思うけど

「誰が思考を止めるのか」でして

 

つまり思考を止めようとする

「誰か」=「行為者」がいると思っている限り

悟りの理解からは遠ざかります。

 

だから思考は別に止めなくていいんです。

むしろ思考がワンサカ湧いたり

思考でグルグル悩んでいる時こそチャンスです。

 

なぜなら

「誰がそれを認識しているのか」

に気づくチャンスだからです。

 

本来、瞑想というのは

…エックハルト・トールのメディテーションの動画見ると分かるけど

その「認識している存在と同一化する」ものですが

 

その最初の第一歩は

思考との同一化から離れる事です。

その為に思考を観察するのであって

「思考を止める」為に観察するのではないです。

 

なので「思考を止めようとする」と

「自分が制御している・制御する」になるんで

本末転倒です。

 

思考を止めようとしている事が

「(勝手に・自然に)起こっている」ならば悟りの理解に近づきます。

 

…という謎めいたお話でしたニコニコ