表現と刺激と反応 | 原初の星の物語

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オリジナル作品「紺碧の採掘師」のブログ。更新情報など。

今日はまた謎めきすぎる事を書きます。。謎バンバン!

 

…「紺碧の採掘師」(←私の作品)のキャラクターが出来た経緯は

非常に珍妙なんだけど、この「キャラが出来た経緯」が

「現象世界の仕組みそのものだ」という事に最近気づいたので

どういう事か書いてみようと思う…

 

…って「キャラクターをどうやって作ったか」
かなり昔の過去記事で書いた気がするんだけど
探すのがめんどくさいので要約して書く。。。

とある2010年のある日、何だか知らんけど私は
こんなのを作り始めて↓

・MF ER C211 ベガ
・MF GD C212 シルバー 
・MF NAG C213 ガウリィ
・MF TL C214 茜
・MF ER C215 マース

つまりですね、、

適当な記号と通し番号に、適当な単語を当て嵌めて、

英数字単語一覧表を作ったんです。
自分でも何を創ってんだと思ったが
それが数年後にこうなるんだから↓驚きだ。。。

(オブシディアン・キャラ身長表)

 

何はともあれ、

最初に、その英数字単語一覧表をどうしたかというと
それを暫定的に「キャラ名」として、

「状況の中に入れてみた」(=刺激を与えてみた)

つまり「なんか知らんが皆でドッジボールしている」という謎シナリオを創ったんです。。。

すると、例えば「ジェッソ」とか「カルロス」とか
その単語の語感、イメージから
「このキャラは、こんな感じの反応をするだろう」というのが浮かび

それらが関わる事で、つまり「刺激(状況)に対する反応の連鎖で」

「このキャラは、こんなキャラだな」と分かっていった。
それでキャラの性格が出来て行った…

…まさにそれが、「自我」が出来る仕組みなんです。

つまり、刺激を与え、それに対する反応=表現で、その存在の性質が分かる。

表現は他に対する刺激となり、その刺激による反応(表現)が、また他に対する刺激となり…

「全ては刺激と反応の連鎖」

だからもしも全く何の刺激も無いならば、反応も起こらず

その唯一の表現は「存在する」つまり「在る」
これが「無」「空」「実在」「静寂」「沈黙」「本当の自分」とか言われる奴で
例えで言うなら「透明レイヤー」です。

そこに、「刺激」=「表現」が起こる=現象が起こる。

だから「空即是色 色即是空」

全ての表現は刺激と反応の連鎖の結果であり
そこから外れたものは無い=全ては繋がりあう「ひとつ」

だから起こる事には全て意味があるが、
その意味とは「何かを表現する為」
なぜ表現するのか?
それは「エネルギーの解放」=終わり(起こったものは必ず消滅する)

もしくは「次への刺激(反応を起こす)」の為で

人が付ける「解釈」は無い。
人の「解釈」という視点で言うなら「起こる事には意味はない」
逆に言うと「どんな意味でも付けられる」

でも現象の視点から見れば何の解釈も無い、それはそのままで「あるがまま」

…風が吹いて木が揺れて木の葉が一枚落ちる、

なぜ風が吹いて木を揺らしたかは、わからない。

なぜ木から木の葉が一枚落ちたかは、わからない。

解釈は無限大にある

 

しかし、風が吹くという表現は木を揺らす為に起こり

木が揺れたのは木の葉を落とす為に起きた

それは「世界という現象(エネルギーの波)の動き、流れ」の為に必要で

現象の連鎖の視点では「起こる事には全て意味がある」


 

重要なのは「表現」なんです。


例えば、とある「刺激」に対して、
上記のキャラ全員が全く同じ反応をするなら

上記のキャラは「全員でひとつ」とみなされる。

でもキャラ個々人がそれぞれ違う反応をした時、それは「個性」となり
その「固有の反応」を「自分だ」と思えばそれが「自我」となります。
 

そもそも「反応」が起こる為には

まずその「軸」となる最初のものが無ければならず

例えるならば「透明レイヤー」の上にはまず「下地」が乗ります。

「下地の色」があって初めてその上に乗る色の反応が決まる。

下地の上に、赤を乗せるとして

下地が白の場合と、青の場合では、上に乗った色は変わりますよね?

最初に下地の色という表現が起こる、

それがその存在の「最初の個性」と言えます。

そこに様々な刺激が来ることで反応(表現)が起こり、
その表現が他者・他の物への「刺激」となって

新たな反応(表現)が起こる。

だから「全ての表現は必要なもの」で
 

「存在する(表現が起こっている)」だけで世界に貢献している、という事になります。ニコニコ