お寺の納税等は一月始り十二月〆ですが、活動の事務的な年度末は三月〆。そんな弥生下旬・・・当山の動向を中心に綴ります。
3/21（木）西光寺仏教婦人会
勤行は、正信念仏偈〔草譜〕六首引和讃
出席は坊守含めて9名でした。
昭和の最盛期には100名近くの会員数だったようですが、旧村内の空洞化や核家族化の影響もあり現在は27名・・・既にお知らせの通りですが、対外的に活動可能な会員も減り、次期役員の選出が困難になりました。
他のグループとの合併も模索しましたが、そこに”新しい領解文”などの問題が追い打ちをかけ、仏教婦人会総連盟からの脱退と現組織の解散を決めました。
当山のモットーは明るく愉しくお聴聞
次月からは毎月10日、年齢性別を問わない”みんなの常例法座”を続けて参りますので、婦人会組織はなくなりますが引き続きよろしくお願い致します。
3/23（土）は大阪帝塚山方面への出張法務でした。
ひさびさに色服（色着物）で、と思いましたが雨模様だったので白服（白衣）に布袍。
あちらこちらへ寄せてもらうと、違う空気を吸うような錯覚がありリフレッシュになります。
夜は自坊にもどり、めぐみ会の定例法座。
勤行は、正信念仏偈〔草〕六首引和讃
婦人会もそうでしたが、勤行後に先ず仏教讃歌の『真宗宗歌』・・・お座の最後に『恩徳讃』を歌います。
冷え込むなか、会員数58名のうち19名の出席でした。
ありがたいことです。
内容的には、ちょっと詰め込み感あり過ぎたかと反省しております(^^;
翌3/24（日）は国立文楽劇場へ。
”一般社団法人老人文化会議”主催の『伝統文化の源流に触れる』
筑前琵琶によいしれる第一部、たまたま演目が”熊谷次郎直実（くまがいじろうなおざね）”のストーリーでしたが、実は熊谷直実はのちに法然聖人に弟子入りし仏門に・・・蓮生（れんせい）と名乗った浄土門の念仏者です。いくつかのエピソードが節談説教にもでてまいります。東に向かい馬を走らせる際、逆姿勢にて馬をまたぎ西に顔を向け仰ぎながら（西方浄土だから）走らせた逸話がのこっています。おもしろいですね。
あ、ちなみに私も琵琶をもっています☟
琵琶奏者ではなく、へっぽこ琵琶騒者。。。
実は雅楽の”楽琵琶”がほしかったのですが手が届かず
そして、第二部はスンダリミカバンド
この日のお目当てはタブラの上坂朋也氏でした
そう、昨年の春秋にヒナタカコさんのサポートで来演くださったパーカッショ二スト上坂朋佑氏の実兄様・・・たいへん興味深い民族楽器の演奏とネパール語や日本語をまじえた歌、堪能させていただきました。こちらでもルンビニーなどブッダ（お釈迦さま）のお話が出てきて、お寺との接点を感じた次第です。
あ、ちなみに私もタブラもってます（笑）
”やってました”とは言えないレベルで打ちのめされた楽器のひとつ・・・こんなのを操れるのは凄すぎます・・・ある意味、尋常じゃない
こちらはタブラボンゴ☟
タブラよりずいぶん簡単とはいえ・・・自在に遊ぶつもりが、逆にもてあそばれ今に至ります
3/25（月）はマンスリーの”お寺deヨガ”・・・画像はイメージです☟
今月は６名にご参加いただきました。
そして夕刻から県内を北上
連携コンサートとしてお世話になっている”ムジークフェストなら”2024のNara for Culture ムジークサポート・プレーヤーミートアップに”演奏会場関係者”として参加させていただきました。
たくさんの方々にお声がけいただき誠にありがとうございました。
当山は年２回だけ誰もが集える無料コンサートをおこなっております。
個人的な音楽への想いや経緯のあれこれは長くなるので書きませんが、法人格のあるお寺は公益法人ですので”地域交流をふくめて、広く社会一般の利益になる活動”も本来は必要不可欠です。
大きなことはできませんが、中心門徒皆さんと相談しながら末永く続けていけたらうれしいです。
今年の春コンサートはジャーン
愉しくなること間違いなし
どなたでもお気軽にご来堂くださいませ
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今回は・・・3/24国立文楽劇場小ホールで生拝聴したスンダリミカバンドのSundariMikaさん『Rafting』
再生回数が３万回をゆうに超えています
ネパール人ラフティングインストラクターと日本女子の恋の物語
・・・ネパールの友人に知ってるか聞いてみよっ(^^;
釋俊彰