あけまして南無阿弥陀仏
鐘の音がうるさいとクレームが寄せられ、”除夜の鐘”を中止とする寺院が年々増えているとの報道が続いていた年の瀬。
そんな中、大晦日たまたまテレビをつけていますと”ゴーン被告””ゴーン元会長”・・・耳にはいるゴーン、ゴーン、ゴ~~~ン
不寛容社会か?法滅の時代か?、、、と思いきや、すごいタイミングでちょっと違う”除夜の鐘”が鳴り響きました
西光寺では、令和元年が暮れゆく大晦日の午後11時半より『除夜会』を勤修いたしました
火鉢に炭を入れ、ゆったりまったり。
ご家族連れでお参りくださる雰囲気がアットホームで好きです。
住職としては参拝者の数を求める法要ではないのですが、たくさんのご参詣有り難いことでした。
他の年中行事同様に新発意が喚鐘(行事鐘)を担当。
アフターは午前2時まで本堂で過ごしました。
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翌朝は午前9時と遅めの開錠で、午前11時より令和二年度の『元旦会』を勤修し、ご門徒の皆さまと心新たにお念仏を申させていただきました
仏華は坊守が自己流でいれてくれています。
挨拶のなかでふれさせていただいた法縁廟を含む境内の一部改修工事ですが、朽ちつつある看板に代わり、立派な石票をすでに建てていただいております
(画像の右が以前の看板)
昭和62年2月5日、即如上人(前門さま)ご巡教時に植樹してくださった云わば”お手植えの菩提樹”が西光寺にはあります。
後世に伝えるための石票です。
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元日会を終え、予定通り午後3時に本堂を施錠し、坊守の実家へ年始挨拶
日も暮れ、夜もそれなりに深まりつつある頃、人生待ったなし。
携帯に哀しい知らせがはいりまして、とりあえず自坊に戻ることにしました。
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浄土真宗は明けても暮れてもうれしいときもかなしいときもどんなときも称名お六字、ゴーン報謝の南無阿弥陀仏
ご門徒の皆さま、ブログをのぞいてくださった皆さま、本年も何卒よろしくお願い申し上げます
釋俊彰