報恩講に始まり報恩講に終わる浄土真宗。
その中にあって拙寺の周辺地域で各寺院の報恩講がお勤まりになるのが九月下旬~十一月中旬『秋』ということになります。
秋の報恩講シーズンスタート
関係寺院への出勤序盤をダイジェストで!
◆9/28(土)無量寺さま〔組内/本願寺派〕
今年もこちら下田からスタートしました。
自分的に些か準備不足、声明や作法を思い出しながらの出勤です。
◆10/2(水)妙蓮寺さま〔地縁/大谷派〕
拙寺の日曜学校はこちらと合同で百年の歩みがあります。
個人的に大学がお東系でしたので、友人に大谷派住職も多く親しみをおぼえます。
※でも、お勤めの節がいつまでたっても難解
◆10/5(土)光臺寺さん〔親戚/本願寺派〕
県内をひたすら南下
報恩講出勤寺院のなかでいちばん遠い場所になりますが、
昔に比べて道路が整備され一時間ほどで到着。
奈良の山間部は過疎化で廃寺も増えています。
地元民は「人の数より鹿や猪のほうが多いえ」とジョークを連発されますが、
そんな状況にあっても熱心なお同行で満堂
子どもの頃、夏休みはこちらへ帰省するのが楽しみで、
川で雑魚とり、山でクワガタとり、野山をかけめぐっていました
◆10/6(日)圓乗寺さん〔組内/本願寺派〕
お寺によってお参りの方々の性別や年齢層に特徴がありますが、
こちらは男性の方のお参りが多い印象です。
◆10/7(月)眞宗寺さん〔組内親戚/本願寺派〕
私の従妹が学校勤務をこなしながら若坊守としてがんばっています。
※番外編
◆10/8(火)壽光寺さん〔本願寺派〕
言わずと知れた蕚先生がご住職のお寺。
このブログに何度も出てきていますが、
報恩講二日目の午後からお参りさせていただきました。
もちろんあふれる満堂であります。
トリの蕚慶典先生
大トリの直林不退先生
節談説教大会の最後は、西光寺にもご出講いただいているレジェンドお二人の節談が続き、本年もお念仏あふれる報恩講でした
アフターは併設の”じゅげむホール”にて大学時代の軽音楽部先輩(30年ぶりぐらいに再会させていただきました)らによる報恩講specialライブがあったのですが、残念ながら別件の会議があり移動。
いろんなご縁をかみしめ、また、それぞれのお寺の創意工夫を感じた報恩講シリーズ序盤
自分的には報恩講モードのスイッチが入り、これから秋が深まるにつれ自坊ますますのご法義繁盛をめざします
釋俊彰