いよいよ人生初マラソンが近づいてきた。なぜマラソン大会に出ようかと思ったのか。
僕の中で兼ねてより、人生で一度はフルマラソン完走してみたい。テレビでマラソン大会を観たりすると、スゴイなぁといつも感動をもらう。
だから、僕も一度はやってみたいと。
そういうテーマがある。
でも実は、
好きでもなんでもない。
むしろ、嫌いかもしれない。
走っている最中に、楽しいと感じた事は一度もない。
好きな人にはゴメンなさい。
スポーツは好き。
でも、走るだけの行為自体は好きじゃない。
悲しいかな、そこに楽しさを見出せない。
正直、走っている時はシンドイし、毎回走りながら、「何で僕はこんなシンドイ事をわざわざしているのだろう?」と。
登山やウォーキングは好き。
僕は走るという行為自体には楽しさを見出せない。
じゃあなぜ走るのか?
人生のテーマであるマラソン完走。
それと、自分は怠け者で、コツコツ続ける事が出来ない。シンドイと思う事からすぐ逃げる。
だから、自分をオートマチックに
コツコツ
シンドイ事をやり抜く様に仕向けている。
自分の中だけの決め事では逃げてしまうから
皆にも散々公言している。
楽しめないのなら辞めれば?
という声も聞こえてきそうだが、
やり出した以上やめるわけにはいかないし、
好きではないものの、走らずにはいられなくなっている。
でも、走る事で達成感は味わえる。
あと、潜在的にというか、こういう経緯もあって僕は今走っているのかな?と、最近感じるところがある。
僕は甘えん坊で育った。
歳の離れた姉二人がいる、末っ子長男。
あまり覚えていないけど、相当可愛がられたみたい。
幼稚園に行き始めた時、ママ、ママ!って叫びながら泣きじゃくっていたらしい。ママから離れられない超甘えん坊。
一つ上の従兄弟ですぐそばに住んでいた、兄の様な、あっくんという存在がいて、一緒に幼稚園バスに乗り、その従兄弟に連れて行ってもらっていた感じ。彼はすごく面倒見が良くて、僕の事をすごくかわいがってくれた。いつもくっついていた。
何とか普通に行けるようになったかと思ったある日の事、帰ってくると、持って帰ってくるものが、あっくんと全く同じ。
母親も不思議に思いながらも特に問題視しなかった。
ある時、あっくんと僕が遊んでいた時に、
あっくんが、
「お前なぁ、いい加減に自分のクラスに行けよ」と、言い聞かせている姿を見て、母親が気づいた。
どうやら、幼稚園でも、自分のクラスではなく、あっくんにくっついて一つ上のクラスにいたらしい。先生も手を焼いていたみたい。
あっくんは、幼稚園から高校卒業まで同じ学校だった。
彼は超イケメンで、積極的で、勉強もできて、スポーツもできた。
方や僕はカッコ良くもないし、何も出来ない。
あっくんの事は大好きだったけど、中学一年生の頃、いつしか彼に対しちょっとした劣等感の様なものを感じる様になっていた。
同じサッカー部に所属。
あっくんはサッカーもうまかった。
成績も良かった。
僕はダメダメ。
しかも、サッカー部ではある奴からいじめられて、抵抗する事ができず、誰にも言えなかった。あっくんにもカッコ悪くて相談できない。
サッカー部の練習の前に、一年生は3キロ走る。毎日毎日走ってから練習に参加する。
僕をいじめていた奴に付き合わされ、一緒にゆっくり最後尾を走る
毎日ベッタ(ドベ)。
ある日そんな自分が嫌で、あっくんにも追いつきたい。そんな思いが込み上げてきて、全力で走る事にした。いじめていた奴を振り切って、走った。
絶対に負けたくない。
あっくんにも追いつきたい。
そんな思いがつよかったのか、
それからは毎日全て一番になった。
そこで鍛えられた事もあり、
体育の時間に測った1500メートルのタイムも学年で4番にまでなれた。
長くなったが、僕の「走る」という行為はそういった過去の思いもあって、走る事に多少なりとも執着しながらも、純粋に楽しめない…という事もあるのかもしれない。
走る事、走り続ける事は、
シンプルなだけにごまかしが一切きかない。
自分との闘い。
だから、僕は走る。
