2024年10月01日付けの朝刊に掲載された記事です。
(『 』内は記事のママ)
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『京都市内で今夏営まれた「五山の送り火」で、市内上空に
複数機のヘリコプターが飛んでいたことに対し、市民から
怒りの声が上がっている。
ヘリの音や光が「お盆に迎えた先祖の霊をを静かに送る
伝統行事の雰囲気にふさわしくない」との考えから、
市内の飛行を禁止する新たな条例化を求める陳情が市議から
出される事態にもなっている。
松井京都市長も「行事が静謐な環境で行われるのは、京都に
とって大切なこと」と述べた。
京都市観光協会も「(屋外看板などの)夜間消灯を呼びかけて
いるのに、そんな取り組みをあざわらうかのようだ」として、
市の飛行制限の条例化を求めている。』
一方、
『運行会社のグループ代表は、去年と今年の運行について
「個人客が同社の機体をレンタルし、市内上空を飛ぶのに
パイロットを派遣したとして、送り火観覧を企画した訳で
はなく、個人の依頼に応じた。法的根拠もなく依頼を断ること
は会社の信用に係わる」と強調。
「送り火を観光資源としているのは、ヘリ以外にもある」と
述べ、ヘリの関連事業だけに自粛を求めることに強く反論
している。」』
(続く)