会社に入った新人の夏に先輩に誘われて軽井沢にテニス合宿ツアーに行って以来、私は硬式テニスをもう50年近く続けている。ただキャリアの割には凄くヘタな上に、トシを取って眼も脚も運動神経も衰えてきたので、最近はやればやるほどヘタになっていくという実感がある。(*1)

そんな折に昔のテニス仲間が誘ってくれたのがショートテニス(スポンジテニス)(*2)とミニテニス(バルーンテニス)(*3)だ。前者はスポンジボールで後者は空気を入れたビニールボール。これらは空調が効いた屋内でコートも小さくて動く範囲も限られボールも軽いので年配者にも人気がある。

  【↑ショートテニスのスポンジボールとラケット】
   【↓ミニテニスのバルーンボールとラケット】

ミニテニスはボレー(ノーバウンドで打つこと)が一切NGな点は違うが、両者のコートサイズは若干違う程度でラケットは共通。ボールを打つ爽快感やゲームの楽しさはそのままにどちらもテニスほどハードルが高くないので気軽に参加でき、フットワークや動体視力のトレーニングになる。

そして同じ仲間が最近誘ってくれたのがピックルボール(*4)だ。これはプラスチック製で穴の開いた中空のボールをパドルと呼ばれるプラスチック製の板で打つ。ラケットと違ってガット(網状の糸)がないので卓球に近い打球感だ。米国では愛好者が1千万人以上居て日本でも最近注目されている。

  【ピックルボールのプラスチックボールとパドル】
ピックルボールではボレーはNGではないが条件がある。ボレーはネットに近い「キッチン」というエリアの外から打つこと、打った時のステップもこのエリアに入らないこと(ボレーでなければキッチン内で打ってOK)。またサービスリターンはボレーで返してはいけない事になっている。

これらは3種目ともコートサイズは微妙に違えど、どれもバドミントンコート程度なので、テニスコートの約3分の1の広さで済む。ちょうどフットサルが“サッカーの縮小版”(コート面積はサッカーの約9分の1)であるように、これら3種目は“テニスの縮小版”とも言えるだろう

“テニスの縮小版”といえば、昔からスカッシュ(*5)やラケットボール(*6)もあるが、この2種目は側面や背面の壁も(ラケットボールは天井も)使うため専用コートが必要だ。また大きさは異なるが両方ともボールがゴム製で硬くて当たると痛くて危険なので眼を守るアイガードを付けてプレイする。

その点、先に記した3種目は専用コートも不要で体育館の一角で出来るし、ボールも軽いし当たっても痛くなく危険じゃない点からも公共施設向きである。現在は3種目とも地元の公共施設にグループ登録をしてくれている方々のお蔭で平日を中心に月に何回も殆ど無料で楽しませてもらっている。

そして実際にやってみると、テニス経験が殆どない年配の女性にも無気になって挑む私が逆にコテンパンにやられたりして“気軽に出来るハードルの低さ”を痛感させられる。確かにフットワークは鍛えられるのだが、種目を変えてもやはりテニスと同じく私がヘタなことは変わらないようである。嗚呼
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
*1:私とテニスとの関わりについては下記ブログご参照。
バケーションとパズルとテニス | Saigottimoのブログ
*2:ショート(スポンジ)テニスについては下記ご参照。
一般社団法人 ショートテニス ジャパン
*3:ミニ(バルーン)テニスについては下記ご参照。
日本ミニテニス協会
*4:ピックルボールについては下記御参照。
一般社団法人日本ピックルボール協会
*5:スカッシュについては下記御参照。
公益社団法人日本スカッシュ協会
*6:ラケットボールについては下記御参照。
特定非営利活動法人日本ラケットボール協会

Saigottimo