十年近く前から北側の窓際に大きなワイングラスにエアプランツと黄色い砂やカンガルー等が入ったミニジオラマ風のお洒落な観葉植物キットが置いてある。これは以前に朗読仲間から誕生祝いとして戴いたものだ。人は生物を見ていると何故か心が癒されるので私も窓辺に置いて毎日眺めていた。


エアプランツは根は張っていないが植物なので頻繁に霧吹きで水やりをしたり20日に1度程度たっぷり水に浸してやる必要があるがそれでも寿命はある。先日、何代目かを求めに行ったら、もうブームが過ぎてしまったのか、いつもの店にエアプランツが一つも置いてなかった

ただ小さなポットに入った観葉植物はいくつか置いてあり、ミニサボテン等が並ぶ中、異彩を放つ緑の小樹(*1)がちょこんと一つだけ売れ残っていて今にも捨てられそうな気がしてついつい買ってきてしまった。結果として元の窓辺には唐突な小樹と空虚なワイングラスのミニジオラマが残った。

やはりグリーン(植物)のないワイングラスは違和感があるし全くお洒落ではない。その後、別の店で幸いにもエアプランツを見つけたので小ぶりなものを2個買ってきてグラスに入れてみた。う~ん、ま、グラスは良くなったが、今度は緑の小樹状のミニプランツが不自然で浮いてしまった

そりゃそうだ、エアプランツの代わりの植物として導入したのに、そこにエアプランツを追加されたら、そもそも存在意義が揺らぎ、何故ここに小樹状のプラントまであるの?となってしまうのは必定だろう。やはりここはワイングラスの中で完結する小宇宙をミニジオラマとすべきではないか。

誰も頼んでないのに勝手に問題を作っては悩み、散々熟慮を重ねた結果、全てをワイングラスの中に作り込むことにした。でも小樹の生育環境は確保したいのでポットごと入れるとすると嵩上げした分は手持ちの黄色い砂では足りない。近くのホームセンターにはカラーの砂が無かった。

結局、白い石を買ってきてポットの周りに敷き詰めた上で黄色い砂を蒔きカンガルーさんを配置してエアプラントも入れた。なーんか詰め込み過ぎてお洒落ではなくなり、土が見えなくなったので「土の表面が乾いたら水をやる」という小樹の生育環境も守れるか怪しくなってしまった

よく犬や猫を飼うと可愛くて癒されるが旅行に行けないとか四六時中エアコンをかけなければならないから大変だと聞く。私は動物は飼ってないが先日来の瓦盆景(*2)の苔にも定期的に水やりをする。植物を愛でるのもそれなりに手がかかるが、それ故に愛おしいと思うのかも知れない
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*1:撮影してAIに訊いたところ、この小樹は「キングバンブー」という名だが竹ではなくドラセナ科の観葉植物と判明。
*2:本件については下記のブログご参照。
瓦盆景を始めることにしました | Saigottimoのブログ

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